精神医療や福祉に関連した機関をまとめました

近年、心の病気が日本はもとより世界で問題になってきています。人間の心や思考、感情、意欲などは普段はあまり意識することがないですが、実はこれらの個々の要素は上手くバランスを取り合っています。

 

しかし、何らかのきっかけでこのバランスが乱れることがあります。このようなバランスが乱れた状態を総称して、心の病気と言います。

 

心の病気は体の病気と比べると周囲の理解が得づらく患者が孤立しがちで、またどのような治療を受けるべきか、どこに相談するべきかわかりづらいものです。そこで今回は、心の病気になったときに支援をしてくれる医療機関・福祉機関を一挙に紹介したいと思います。 「精神医療や福祉に関連した機関をまとめました」の続きを読む…

心の病気になったときに現れる様々な症状とは

人間の心、精神というのにはさまざまな働きがあります。こうした心の働きは普段あまり意識することはないかと思いますが、個々の要素が連携を取って働いています。しかし、これらの連携はふとしたきっかけで崩れたり、あるいはそこまでいかなくても崩れかけたりすることがあります。このような病気を心の病気、もしくは精神の病気としてとらえることがあります。

 

たとえば、強迫性障害という病気があります。強迫性障害とは強迫観念(特定の考えや心配が思い浮かぶと、そのことで頭がいっぱいになってしまう。思考の異常)と、それによる強迫行為(不合理だとわかっていながら、何度も電気やガスの確認をしてしまう。行動の異常)という特徴があります。このような行動を繰り返しているうちに見直しの時間が長くなり、日常生活に対する意欲がなくなっていきます(意欲レベルの異常)。

 

こうした病気を抱えている人は、しばしば本人が一人で悩んでいることがあります。たとえば上記の強迫性障害を例にとっても、本人はその行動がばかばかしい、不合理なものであると気が付いているケースが大半です。わかってはいるのにやめられないのですね。

 

精神面の安定が崩れても、必ず周囲が気付くとは限りません。むしろ気が付かないケースの方が大半であるといえるでしょう。しかし、それが行動面の変化につながると、途端に周囲が気が付くようになります。そのため発見が遅れがちで、気が付いた時には重症化しているというのもこころの病気の特徴といえます。

 

記憶面の障害

こころの病気になると、記憶が阻害されることがあります。人間の木多くは大きく分けて、見たり学んだりしたことによる記憶(陳述的記憶)と、体を使った練習で習得した記憶(手続き記憶)があります。陳述的記憶はさらに体験したことによる記憶(エピソード記憶)と、文字などを通して学習した記憶(意味記憶)に分類できます。

 

たとえば、学校で学ぶことはほとんどが陳述的記憶ですが、鉄棒ができたり、自転車に乗れたり、包丁でモノが切れたりするのは手続き記憶によるものです。人間はこれらの記憶をうまく組み合わせることによって、日常生活を送っています。

 

一般的に、認知症などの病気になった場合、陳述的記憶が先に障害を受けることになります。中でもエピソード記憶、特に最近の記憶は忘れやすい傾向があります。逆に昔の経験は忘れづらい傾向にあります。また、認知症とまではいかなくても、年齢を重ねると記憶力は衰えていきます。

 

知覚面の障害

こころの病気になると、知覚面にも異常が現れることがあります。たとえば、見えないものが見えるようになったり、誰もいないはずなのに声が聞こえたりします。前者を幻視もしくは錯視、後者を幻聴といいます。

 

幻視とはたとえば亡くなったはずの両親の姿が見えるなど、実際にはないものを存在すると認識する症状です。一方、錯視とはたとえば壁のシミが顔に見えるなど、存在するもが違って見える症状です。

 

幻聴は実際には聞こえるはずのない音が聞こえるものです。音の種類は人の声だったり、音楽だったり、機械音だったりと様々です。

 

意欲面の障害

こころの病気になると、一般的に物事に対する意欲が低下します。それまで取り組めていた仕事や趣味などができなくなったり、何もしないことに対して退屈を感じなくなったりします。食欲や性欲の低下を伴うことがあり、ベッドの中で一日中何もしない、というようなことが当たり前になります。すべて介助者任せの生活を「昏迷状態」ということがあります。

 

数は多くありませんが、それとは逆に物事に対する意欲が上昇することがあります。何をやっても披露を感じない、何でもできそうに思えるといった症状が現れます。しかし、集中力などが挙がっているわけではないため、行動は失敗に終わるケースが多いです。

 

自己意識の障害

自己意識とは、自己が存在することに気づく(意識上に上る)能力のことです。自己意識を持ち合わせているのは人間のほか、チンパンジーなどの一部の高度な霊長類のみであり、犬や猫は自分の存在を意識することができないとされています。心の病気になると、このような意識が障害されることがあります。

 

自分で考えたり、感じたりしているという実感がなくなることを離人体験といいます。うつ病や統合失調症になると、離人体験をしやすいとされています。また、統合失調症では誰かに操られていると感じることもあります。このような体験を作為体験といいます。

 

また、自分が何人もの人物になり、人格の変換を体験することがあります。これを多重人格といいます。

 

身体面の症状

こころの病気はたいていの場合、身体面にも影響を及ぼします。中でも代表的なのが睡眠障害(不眠症)です。不眠症は心の病気の主な身体症状の一つですが、逆に過眠症になる人もいます。その他、食行動の異常や便通の異常、尿の回数が減るなどの症状が出ることもあります。

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仕事行き詰り自殺を予防する対策は?プレッシャーを開放するには

警視庁の統計によれば、2013年の日本人の自殺者数約2万7800人でした。

 

 

1998年からずっと3万人台が続いていたことを考えれば減少したことは確かですが、
常に2万人台前半で推移していた1980年代と比べるとまだまだ多く、予断を許さない状況です。
自殺予防は国民的な課題であり、それについて考えることはとても大切です。
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人格障害を無料でチェック。他人との付き合い方を考えよう

人間には様々な性格の人がいます。明るい人・暗い人、働き者・怠け者、自己中心的・献身的……これらの人格はそれぞれが唯一無二のものではありますが、
ほとんどの人は性格の個人差はある程度の幅の中に入っています。

 

しかし、中にはそのある程度の幅から極端に外れている人も居ます。
これらも個性といえば個性なのかもしれませんが、
その性格のせいで本人や周囲が悩んだりすることケースも少なくありません。

 

 

そのような極端な人格を人格障害といい、多くの分類基準があります。

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双極性障害のⅠ型Ⅱ型とは?障害年金と完治、薬の副作用で眠い、太ることも?

人間ならばその日の出来事などによって気分が晴れたり落ち込んだりするものです。
健康な時は多少感情がぶれても自然と元通りになるものですが、
気分障害にかかると感情が大きくぶれたままもと戻らないことがあります。

 

 

気分障害の中でも大きく落ち込む状態(うつ状態)と、
大きく気分が上がる状態(躁状態)が交互に出る障害を双極性障害といいます。 「双極性障害のⅠ型Ⅱ型とは?障害年金と完治、薬の副作用で眠い、太ることも?」の続きを読む…

パニック障害とは?歯医者でなったときの対処法、最強の効果の薬は?

パニック障害は近年注目を集めるようになった病気です。
過去には不安神経症として全般性不安障害といっしょくたにされてきましたが、
現在は両者は別のものであるという認識が一般的です。 「パニック障害とは?歯医者でなったときの対処法、最強の効果の薬は?」の続きを読む…