子供の病気は症状がわかりづらい?

子供の病気は、大人の病気とは様々な点で差異があります。子供は大人と比べて体も心も不安定であり、様々な病気になりやすいものです。日頃から子供の状態によく気を配っておき、いつもと違うと感じたらその裏に重大な病気が隠れていないか、しっかりと観察をする必要があります。 「子供の病気は症状がわかりづらい?」の続きを読む…

子供の肥満の原因とチェック方法は?

肥満は大人のみならず子供にとっても大きな問題です。大人の肥満度の判定はBMIを用いることが多いですが、子供の肥満度の判断を行う際にはローレル指数を用いることが多いようです。ローレル指数の計算式は以下の通りです。

 

 

(体重(kg)/身長(cm)3)×107

たとえば、体重40Kg、身長145cmの場合、ローレル指数は131となります。以下の表に照らし合わせると、この場合発育状態は標準であることがわかります。

発育状態 ローレル指数
やせすぎ 100以下
やせぎみ 101~115
標準 116~144
太りぎみ 145~159
太りすぎ 160以上

 

体重の指標は母子健康手帳にも掲載されています。体重の成長曲線が一番上の90パーセンタイルを超えている場合は、体が標準と比べてかなり大きいということになります。身長と体重がともに大きい場合は単に体が大きい子であるというだけでそれほど心配はいりませんが、身長が平均程度であるにもかかわらず体重ばかりが大きくなっていく場合は注意が必要です。

 

 

といっても、乳児期の太り過ぎは自然に収束していくことが多いので、それほど心配はいりません。問題になることが多いのは3歳以降の太り過ぎです。幼児期の太り過ぎは大人になるまで持ち越すことが多く、肥満が続くと脂肪肝、糖尿病、高血圧などの元になるので、早めの是正を心掛けたほうがいいでしょう。

 

 

原因

肥満の原因は体内に過剰に脂肪組織がたまっていくことです。先天的に肥満になりやすい病気もありますが、大奥は後天的なものです。肥満には体質も関係しており、食生活も同じになるため親子や兄弟でともに肥満というケースも少なくありません。

 

 

治療

食事療法と運動療法が主です。食事療法は年齢による適切な摂取カロリーを心がけます。間食をなくし、食事や炭水化物類を減らし、全体の摂取カロリーを減らします。脂質類を減らす必要はありませんが、油を使う揚げ物などはカロリーが高くなりがちなので留意が必要です。赤身肉や魚、卵、牛乳などのたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどは必要量摂取します。カロリー制限に伴う空腹感については、野菜などの量がありカロリーが低いもので対処します。

 

 

子供の場合は身長が伸びていくので無理に体重を落とそうとするよりは、体重の増加を抑えながら緩やかに肥満を解消していく方が結果的にうまくいくことが多いようです。家族の協力も必要不可欠になります。幼児期から健康的な生活習慣をはぐくみ、のちの生活習慣病を防ぎましょう。

被虐待児症候群とは?

被虐待児症候群とは、虐待が原因で起こる子供の身体的・精神的症状の総称です。
虐待が継続的・日常的なものになると、子供は通常、それに抵抗する意欲を失っていきます。
特に3歳以下の子供はその傾向が強く、虐待から隔離された後も接し方が難しいといわれています。

 

 

虐待とは

虐待には大きく分けて身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトがあります。
身体的虐待は我々が最初に想像しやすい虐待、いわゆる殴ったりけったりすることです。
性的虐待は、子供にわいせつな行為を行ったり、あるいはそれを強要したりすることです。
心理的虐待は暴言などによって子供の尊厳を傷つけることです。
ネグレクトは食事を作らない、選択をしない、医者に連れていかないなど、必要なことを放棄することです。

 

 

被虐待児症候群の症状

被虐待児症候群の原因の中で最も目につきやすいのは、たとえばあざやこぶなどの身体的外傷です。
また、栄養が取れないため他の子供と比べて成長が遅かったり、不衛生で病気になったりすることがあります。

 

 

こうした状況が長く続くと、最悪の場合子供の命にもかかわる結果が訪れることもあります。

 

 

また、心の問題が発生することもあります。虐待を受けている子供は自己肯定感が育ちにくく、
常に人の目を気にして行動したり、自分に自信が持てずに堂々とふるまえなかったりします。
場合によってはリストカットなどの自傷行為を繰り返したり、気分障害を起こしたりします。

 

 

また、一般的に虐待を受けて育った子供が大人になり子供を作ると、
その子に虐待をするという統計もあります。いわば虐待の負の連鎖です。
実母に愛情を受けずに育った復讐を、全く関係のない自分の子にしてしまうわけです。
この症状を「白雪姫コンプレックス」ということがあります。

 

 

原因

保護者が親に対して何らかの虐待をすることによっておこります。
なぜ虐待が発生するかについてははっきりとこれが原因ということはできず、様々な因子が複雑に絡み合って起きるとしか言えません。

 

 

家庭内の人間関係の悪化、望まない子供だった、子供に何らかの病気や障害があって育てたくないと保護者がが感じている、保護者が社会的に孤立しており支援を受けられない状態にある、保護者に精神疾患がある、などはどれも原因になりえます。一方で、こうした因子を抱えている人がすべて虐待をするわけではありません。

 

 

治療

まずは子供を保護者から隔離させ、安全な状態にして心と体のサポートを行います。
被虐待児は虐待から保護された後も心を開かず、自ら助かろうとしないケースも多いのですが、
看護婦が粘り強く話しかけることによって心を開いてくれることがほとんどです。

 

 

自分が虐待していることに気が付いたり、虐待が身の回りで起きていることに気が付いた場合は、相談機関に連絡してください。

 

 

子供の虐待防止センター
電話番号:03-5300-2990
受付日:月曜から土曜(日曜祝日は休み)
受付時間:10:00~ 17:00(土曜日のみ15:00)

代表的な出生時損傷(分娩損傷)の種類は?

今回はお産の時に発生する、出生時損傷(分娩損傷)について解説したいと思います。

 

 

産瘤

産瘤とは、胎児が賛同を通過する際に先に進んでいく部分のむくみのことを指します。多くの赤ちゃんは頭から生まれてくるので、通常のお産では頭にできます。
場合によっては臀部(尻)や足などに産瘤ができることもあります。

 

 

産瘤の大きさは大体掌で包み込めるくらいの大きさです。
柔らかく、手で押し込むとそのあとにくぼみが残ります。
産瘤に似たものに頭血腫がありますが、こちらは押した後くぼみが残りません。

 

 

産瘤自体は2日~3日程度で自然と無くなるものであり、特に治療は必要ありません。

 

 

頭血腫

頭血腫とは、骨と骨膜との間に出血して血液がたまった状態のことです。
通常、生まれた直後には見られませんが、半日から1日が経つにつれて徐々に表れます。次第に大きくなっていき、数日で産瘤と似た程度の大きさになります。

 

 

産瘤と違い、触れるとブヨブヨとしており、中に液体が入っている感じがします。
針を刺して中にたまっている血液を抜くのは、細菌感染を招く恐れがあるので推奨できません。通常は自然に吸収されるのを待つようにします。

 

 

通常は2か月から3か月で消えるので、それほど心配はいりませんが、
たまに新生児期の黄疸が強くなったり長引いたりすることがあります。

 

 

帽状腱膜下出血

帽状腱膜とは、頭皮の下にある、頭がい骨を包んでいる膜のことです。
分娩の際に大きな力が頭皮に対してかかると、帽状腱膜と骨膜の間に出血が起こることがあります。これを帽状腱膜下出血といいます。

 

 

出産直後は症状がありませんんが、半日から1日が経つにつれて徐々に表れます。
血液がにじむので、皮膚の色は赤みがかって見えます。
出血は東部全体に及ぶため、高度の貧血や横断を伴うことがあります。

 

 

大量出血による播種性血管内血液凝固症候群を引き起こす可能性もあり、最悪の場合死に至る可能性もあるので、注意が必要です。治療の際には輸血が必要になります。

 

 

腕神経叢まひ

腕を動かす神経は首のところで脊髄から出て腕に延びています。
出産時に首の片側が強く伸ばされたり、圧迫されたりすると、神経が損傷し片側の上でが動かせなくなることがあります。これが腕神経叢麻痺です。

 

 

上腕型(腕は動かないが手の関節や指は動く)と前腕型(腕は動くが手指が動かない)があり、上腕型は前腕型よりも治りやすいです。

 

 

横隔神経麻痺

横隔膜の運動を支配する神経も首のところから出ているため、上記と同じ理由で麻痺を起すことがあります。

 

 

呼吸運動は横隔膜が上下することによって行われていますので、横隔膜の運動がなくなると呼吸が制限されて、息が苦しくなります。症状が重い場合は人工呼吸器を装着することもあります。3か月程度たっても治らない時は、手術を行うこともあります。

 

 

顔面神経麻痺

お産の際に頬を強く圧迫されると起こります。
顔の筋肉を支配する神経のまひで、傷害された側の目は完全に閉じなくなります。通常は1週~2週で治ります。

急性扁桃炎が自然治癒する期間はどれくらい?

急性扁桃炎とは俗にいう「扁桃腺が腫れた」状態のことを指します。
扁桃とは口の中の左右にある口蓋扁桃、端の奥の突当りにあるアデノイド、
耳管周囲扁桃、舌の付け根の自今扁桃などがあります。

 

 

原因

人間の口腔内には様々な菌が存在しています。
扁桃にはそれらの菌と、免疫細胞が混在しています。
通常はこの免疫細胞が金をシャットアウトしてくれるのですが、
ときには対処しきれずに金やウイルスが中で増殖してしまうことがあります。

 

 

ウイルスが増殖を起こすと扁桃に炎症が起こります。これが扁桃炎です。
扁桃炎は主に抵抗力の弱い子供によく見られる症状ですが、大人も感染することがあります。

 

 

症状

子どもの場合は急性扁桃炎と同時に花の症状も引き起こしやすいので注意が必要です。
症状は風邪と似ています。38.5度程度、もしくはそれ以上の高熱が現れるとともに、
のどの痛みを感じるようになります。頭痛、倦怠感を感じることもあります。

 

 

赤くなった扁桃の表面には普段は見られない小さなかすが出来ます。
この小さなかすを膿栓といいます。

 

 

扁桃炎は自然治癒に任せるよりも、医療機関を受診して薬で治すべきです。
自然治癒に任せると扁桃周囲炎や慢性扁桃炎といった他の病気になることも考えられます。
治療は軽度の場合はうがい薬やトローチなどでも大丈夫ですが、
症状が重いときは抗生物質や鎮静剤、消炎鎮痛薬を使用します。

 

 

食事がとれないほどのどが痛いときは点滴で栄養分を補給します。
生活は規則正しいものにしましょう。口の中は清潔に保ち、
症状が消えかかっていても時々はうがいをするようにしましょう。
飲酒と喫煙はなるべく減らすか、断ちましょう。

 

 

食事については免疫力を高めるものを中心に摂取するといいでしょう。
にんにく、納豆、バナナなどは抵抗力を高めるのに役立ちます。
ビタミンC,ビタミンEなどもたっぷりと取りましょう。

 

 

扁桃周囲炎や慢性扁桃炎を繰り返す場合は、扁桃を摘出することも視野に入れましょう。
そもそも扁桃がなければ扁桃周囲炎にも慢性扁桃炎にもかかりません。
扁桃には菌の侵入を防ぐ役割があり、これを摘出するのには抵抗がある人もいらっしゃるかと思います。
しかし、最新の研究によれば、扁桃を摘出した直後は抵抗力が一時的に低下するものの、
その後は次第に回復していくものとのことなので、心配はありません。
扁桃炎を繰り返している場合は、医師と十分相談したうえで摘出してしまいましょう。

 

 

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