急性虫垂炎の初期症状と原因は?ストレスは関係ある?

虫垂炎は虫垂に可能性の炎症がおこる病気です。虫垂とは盲腸から突出している長さ6cm程度の細長い臓器です。かつてはそれなりの役割があったのですが、今は退化した臓器として知られています。
そのため、手術で切除したとしても、悪影響が出ることはありません。少なくとも成人においては不要と考えられています。

 

 

この虫垂に炎症が発祥したものが虫垂炎です。急激な腹痛の中ではもっとも頻度が高い病気です。年齢層は小児から高齢者まで様々ですが、10代後半から20代にかけて多くみられる病気です。男女差はありません。

 

 

虫垂炎は「盲腸」「盲腸炎」という名称でも知られています。これは虫垂炎が盲腸まで広がった状態で発見されることが多かったからです。現在は医療技術の向上により、盲腸にまで炎症が及ぶ前に発見されることが多くなってきています。治療が適切に行われれば予後の良い病気ですが、放置すると致命的な結果を招くこともあります。かつては死亡率60%もあった病気なので、油断してはいけません。

 

 

原因

明確な原因はわかっていません。しかし、糞便や異物(果物の皮や種)など、あるいはリンパ組織の過形成、腫瘍などによって虫垂の内宮がつまり、内圧が上がって血行が悪くなり、そこに細菌が進入して感染を起こし、急性の炎症がおこると考えられています。

 

 

生活環境にも関係があり、どちらかというと先進国で多くみられます。過労や暴飲暴食の後に発症しやすい傾向もあります。

 

 

症状

腹痛、食欲不振、吐き気、発熱(37度台の微熱)などが主な症状です。
中でも最も重要な訴えは腹痛です。病気の初期はおなか全体が痛みますが、やがてそれは和らいでいき、だんだん痛みが右下腹部に移動していくことが多いです。

 

 

また、虫垂の先端が背中側にくっついてしまい、そこで炎症がひどくなってしまった場合は、歩行時に右下腹部の痛みが強くなったり、あるいは腰痛を伴うおkともあります。疼痛がひどい時は手術が必要なこともあります。発熱は38度近くまで上がることもありますが、熱が高いからと言って必ずしも炎症が重症というわけでもありません。逆に高齢者などは症状が重くても発熱がないことがあるので注意が必要です。

 

 

治療

かつては虫垂炎はすべて手術していましたが、最近は薬物療法の進歩により、程度が軽い場合は抗生物質による内科的治療が可能になってきています。こうした治療で治った場合は再発率が高く、結果的に手術をしなければならないこともあります。

 

 

手術は早期に行われれば死亡率は1%未満、入院期間も1週間程度と非常に短くて済むのでそれほど心配はありませんが、早期発見ができなければ死亡率は上がるので注意も必要です。
手術には開腹手術と腹腔鏡手術があります、

急性肝炎の原因はストレスやアルコール?正しい治療方法は

急性肝炎は肝臓の表面に大小の結節ができ、ヒキガエルのいぼのようになる病気です。
肝炎ウイルスとしては、A,B,C,D,E型の5種類が確認されており、一般的には経過が良好な病気ですがまれに劇症化することがあります。劇症化した場合は肝臓移植手術が必要になります。

 

 

肝炎ウイルスを持っている人をキャリアといいます。日本人の100人に一人はキャリアであり、
セックスや血液を通じて他人に移るので注意が必要です。

 

 

急性肝炎の原因は肝炎ウイルスであり、特に日本ではA型肝炎、B型肝炎の患者が多いです。
A型とE型は主に患者の便で汚染された水や生の貝類などが感染源ですが、残りは血液や体液、経皮が感染源です。

割合としてはA型肝炎、B型肝炎が多く、D型肝炎とE型肝炎の割合が少なくなっています。
E型肝炎は従来日本には存在しないものと考えられていましたが、近年は北海道で集団感染が発生した例があります。

 

 

症状

代償性のものと非代償性のものがあります。
代償性のものは症状がなく、肝機能検査でも全く正常であることもあります。

非代償性の場合は胃腸が悪い感じがして、食欲がなくなったり下痢になったり吐いたりします。
また、掌が赤くかがややいたようになります。男性の場合は乳房が女性化することもあります。
これらの症状の出方はとても緩やかなので、気が付いたときには症状が進行していた、といったようなことが起こりがちです。

 

 

さらに症状が進むと、腹が膨れ始めます。腹の中に水がたまるためです。食堂の静脈も次第に拡張し、場合によってはそれが破裂して吐血に至ります。さらに症状が進むと黄疸が現れて、意識がなくなります。

 

 

治療

代償性のものは慢性肝炎と同じように治療をします。非代償性の場合は酒類は完全に絶ちます。
食欲がない時や体調不良が続くときは横になります。腹水がたまった時も同様の措置を取ります。
症状が経過したときは日常生活に戻ってもいいですが、スポーツは禁止したほうがいいでしょう。

 

 

食事療法は高たんぱくで消化しやすいものを中心に摂取するようにします。
資質は制限しなくてもいいですが、精神症状が現れている場合はタンパク質の制限を行うこともあります。果物や野菜を豊富にとることも大切です。

 

 

ブドウ糖液の点滴注射やステロイド薬の注射を行います。これらの治療は症状が軽かったりなかったりするときに行うことが大切です。症状が現れてからでは遅いです。

 

 

急性肝炎と併存する肝がんに関しては手術を行います。基本的には肝移植を考えますが、年齢や肝がんの広がりにより肝移植ができない場合は経皮的にアルコールを注入したり、ラジオ波で焼いたりします。
これらの治療は手術と比べると成績が悪いので、手術できるならばそちらを選んだほうがいいでしょう。

胆嚢炎と胆石の症状と原因は?痛みや胃痛は食事療法で治る?

一般的には胆嚢炎と胆石症は並列で起こる病気と考えられています。胆嚢炎があれば胆石はできやすくなりますし、胆石があれば胆嚢炎になりやすくなります。

 

 

そもそも胆石というのは非常に軽くて小さな石です。一見とても固そうに見えますが、実際にはややもろく割れやすいです。堪能や胆道の通りが悪くなり、内容物がたまりがちになるとそれが胆石化します。
年齢は30代~40代、デスクワークする人、食事時間が不規則な人などは胆石ができやすいといわれています。

 

 

胆石ができると堪能が炎症を起こしやすくなります。重度の時には堪能が腐り、破れることもあります。
また、胆嚢の中の胆石が胆管に移動すると、胆管がつまり黄疸などの症状が現れることがあります。
症状がさらに進むと肝臓に膿瘍ができたり、膵炎になったりします。

 

 

胆石があって胆嚢炎がある状態を胆石症、胆石がなくて炎症がある状態を無胆石症といいます。
胆石があっても症状が出ていない状態が続くことがあり、このような状態の胆石を「沈黙の石」といいます。

 

 

症状

胆嚢炎・胆石症の一番特徴的な症状は疝痛です。疝痛とは突然襲ってくる腹部の痛みのことです。
多くは右肩や右の背中に痛みが放散します。痛みが続く時間は軽い場合は5分~10分程度ですが、
ひどい時には数時間、さらには数日続くこともあります。40度近い高熱が出て、寒気を感じます。

痛みが起こってから黄疸が起こることもあります。胆石が胆管をふさいでしまうためです。
黄疸は場合によって強くなったり弱くなったりします。症状が進むと堪能が膨れ、破れ、痛みが激しくなります。

 

 

診断

胆嚢結石は胆嚢部の腹部超音波検査によって簡単に診断できます。
また、最近はX線検査でも胆石がわかるようになってきています。口からゴム管を飲んで短銃を吸出し、その成分から胆石の有無を調べるという方法もあります。

 

 

治療

痛みがあるときは安静にして横になります。痛みがひどい時には痛み止めの注射を打つこともあります。
痛みは基本的に体の右半分に現れるので、症状に応じて上腹部の広い範囲に冷湿布を張ります。

 

 

また、痛みが激しい最中は基本的に食事をとらず、水分だけを補給します。
痛みが治まったら日常生活は再開できますが、数週間の間は激しい運動をしないようにしましょう。
食事は油っこいものは避けて、便通をよくするように心がけましょう。

 

 

痛みがいったん収まっても胆石は体内にとどまったままなので、発作を起こすことがあります。
石を溶かす薬はまだはっきりと効果のあるものが確認されておらず、症状が重い時は基本的に手術を行います。

炎症が相当強い時や、黄疸があるとき、胆嚢が敗れたときなどは手術で治療します。

健康診断で胃ポリープが見つかる原因と症状は?発見率は?

粘膜に覆われた壁から突出してできた突起物をポリープといいます。
台帳にできるポリープを大腸ポリープ、胃にできるポリープを胃ポリープといいます。
今回はポリープの中でも特にメジャーな胃ポリープについて解説を行いたいと思います。

 

 

胃ポリープは胃の中の細胞が異常に増殖することによってできます。
良性のものと悪性のものがありますが、主に良性のものを胃ポリープと呼びます。

 

 

胃ポリープの中でも代表的なものには以下のようなものがあります。

 

 

・胃底腺ポリープ
・過形成性ポリープ
・腺種性ポリープ

 

 

胃底腺ポリープは米粒大のポリープです。特に中高年の女性によく見られる病気です。また、ピロリ菌に感染していない人、ピロリ菌の除去に成功した人に多くみられます。女性ホルモンやガストリン(消化管ホルモン)の関与も指摘されていますが、明確な原因はまだ明らかになっていません。

 

 

一般的には無症状であり、がん化の心配はありません。
しばしば自然に消失するため、一般的に発見された場合は経過を見ることが大半です。

 

 

過形成性ポリープはどちらかというと女性に多く見られる病気です。
大きさはまちまちであり、ごくまれにがん化することがあります。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染による萎縮性胃炎に伴って発生することが多いです。

 

 

症状は現れないことも多いですが、出血やびらんを伴うことがあります。
小さいポリープの場合は特に治療の必要はありませんが、ピロリ菌を摘出するとポリープのなくなることがあります。

 

 

2cm以上の大きさになったり、出血がある場合などは内視鏡手術によって除去します。

 

 

腺種性ポリープは高齢者によく見られるポリープです。
胃線種、ATP(胃型上皮)と呼ばれることもあります。
萎縮した胃粘膜に発生するものと考えられていますが、
詳しい原因は明らかになっていません。

 

 

こちらも小さい場合はそれほど心配はありませんが、1年に1回は定期観察を行う必要があります。ポリープの大きさが2cmを超えた場合は約5割の人にがん化が見られるので、経過観察中に増大傾向が明らかになっている場合は、内視鏡を用いて切除することがあります。

 

 

癌になる可能性は他の胃ポリープと比べると高いですが、その場合も癌は粘膜内にとどまることが多く、命にかかわるようなことはほとんどありません。

 

 

胃ポリープには大きく分けて上記の3種類がありますが、いずれの場合も即座に命にかかわるようなことはありません。種類にかかわらず、小さいものの場合は放置してもまず問題になることはありません。

 

 

ただし、大きさが1cmを超える過形成性ポリープ、線種性ポリープの場合は十分な経過観察を行い、大きくなっている場合は切除してください。

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