補完・代替医療とは?

近年、米を中心とする先進国の間で「補完・代替医療」という概念が浸透してきています。これは伝統的な西洋医学では足りない部分を補完し、それに代替する医療の総称です。具体的には漢方、鍼灸、チベット医学、栄養補助食品、アニマルセラピー、瞑想両方、温泉療法、指圧、マッサージ、カイロプラクティック等が該当します。

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自殺と自殺予防の取り組み

日本は世界的に見ても特に自殺率が高い国であるとされています。最近は以前と比べれば多少減少傾向にあるとはいえ、自殺予防が国民的な課題であることには変わりありません。しかし、自殺はなぜ起きるのか、どうすれば防げるのかを知らずして、自殺予防に取り組むことはできません。今回は自殺の原因、対処法などを考えてみたいと思います。 「自殺と自殺予防の取り組み」の続きを読む…

肥満は生活習慣病のもと。運動・食事・休養で防ごう

生活習慣病とは、生活習慣が原因で起こる病気のことです。かつては成人病と呼ばれていましたが、実際には子供や青年でも生活習慣次第で病気になるおそれがあることから名前が変わりました。

 

生活習慣病の危険因子にはいろいろありますが、中でも重要なのが肥満です。肥満はありとあらゆる生活習慣病への片道切符と言っても過言ではないでしょう。 「肥満は生活習慣病のもと。運動・食事・休養で防ごう」の続きを読む…

予防

女性と男性の避妊の方法は?ピルは有効?

日本は海外と比べると人工妊娠中絶の件数が多い国です。
特に避妊に関する知識が不十分な10代の女性と、産み終える40代の女性の人工妊娠中絶が多くなっています。望まない妊娠を避けるためにも、避妊に関する知識は男女ともに身に着けておきたいところです。

 

 

毎日新聞が行った調査によれば、2004年時点で最も多く使われている避妊はコンドームを用いたもので、実に全体の8割近くを占めています。その次に多かったのが膣外射精法で、以下基礎体温法、女性の避妊手術が続いています。

 

 

コンドームは手軽に手に入りますが、妊娠する確率はピルや子宮内リング(IUD)と比べると高めです。より確実な効果を手に入れたいのならば、ピルや子宮内リングの使用を検討したほうがいいでしょう。

 

 

実際、ドイツでは20代前半の女性の実に70%が避妊のためにピルを使っています。
日本では最もポピュラーなコンドームはわずか12%にとどまっています。

 

 

ここからは日本で行える避妊の方法について解説していきます。

 

 

コンドーム

前述の通り、日本で最も広く利用されている避妊方法です。
ラテックス(ゴム)でできた袋を男性気に装着し、精液をそのゴム内に閉じ込めることによって妊娠を防ぎます。

 

 

コンドームの長所は薬局やコンビニなどでも買えることです。また、性感染症の予防になることも長所といえます。

 

 

短所は比較的失敗率が高いことです。失敗率は3%~14%といわれています。
また、コンドームは使い方が難しく、間違った使い方をしてしまうと十分な効果を期待することができません。きちんと勃起させてから装着する、射精後はすぐに外してゴムの口を結んで捨てるなど、正しい使い方をすることが大切です。また、コンドームの利用には必ず男性側の了解が必要になります。

 

 

コンドーム自体はそれなりに避妊具としては優秀ですが、これだけでは不安なので基礎体温法など他の方法と組み合わせたほうがよりいいでしょう。

 

 

基礎体温法

基礎体温とは体温に影響を与えるような諸条件(運動など)を取り除き、安静な状態では買った時の体温のことを言います。

 

 

男性の基礎体温は常に一定で、グラフにすると平行な直線となります。そのため、グラフの形状から体調を知ることはできません。

 

 

一方、女性の基礎体温には低温相と高音相があります。
月経周期を28日とした場合、最初の2週間は体温が低く(低温相)、その後の2週間は約0.3度ほど体温が上がる(高温相)のが一般的です。そのため、体温のグラフから次の生理はいつ来るのか、妊娠しやすいタイミングがいつなのか、排卵はスムーズに行われているかなどを知ることができます。

 

 

この基礎体温の波を利用して避妊を行うのが基礎体温法です。
排卵日は一般的に低温相から高温相に切り替わる時期といわれています。
この時期を避けて性行為を行えば、妊娠する確率はずっと低くなります。

 

 

精子は性交後3日~4日程度は受精能力が維持されるので、排卵日の前後4日間は性行為を避けたほうがいいでしょう。

 

 

しかし、月経周期は微妙にずれることもあるのでこの方法だけでは完璧といえません。
また、体温は気温、起床時間、睡眠時間、体調などにも影響されるため、今低温相なのか高音相なのかわかりづらいというリスクもあります。基礎体温法だけに頼るのは危険なので、コンドームなどと併せて利用するといいでしょう。

 

 

膣外射精法

男性が射精の直前にペニスを抜き、膣の外に射精するという方法です。
男性の経験に大きく依存する方法であり、避妊法としてはあまりにも危険といえます。
コンドームや基礎体温法と併用するのならば使えないこともありませんが、失敗することも多いです。

 

 

経口避妊薬(ピル)

ピルは傾向で使う避妊薬です。現在の日本で使える避妊法としてはおそらく最も確実性が高く(避妊の失敗率は0.1~5%程度)、また費用もかからないため有効な避妊法といえます。しかし、日本のピル使用率は1.9%と非常に低いのが現状です(ドイツ約58%、フランス約35%)。

ピルが忌避される背景には副作用が強いと考えられていること、安全面に難があることなどが挙げられますが、これらは誤解です。
確かに昔のピルは副作用が強かったのですが、現代の低用量ピルは非常に安全性が高くなっており、服用しても重大な副作用が起きることはほぼなくなっています。

 

 

また、昔のピルは太るといわれていましたが、現代のピルはこれ単体で太ることはまずありません。もしピルを服用することによって太ったならば、それは単なる食べすぎです。

 

 

医師から処方してもらわなければならないため若干使用のハードルが高いですが、費用は月3000円とそれほど負担にはなりませんし、ピルの使用を中断すれば次の月からはまた妊娠できるので将来的に子供が欲しいと思ってる方でも服用することができます。

 

 

飲むだけなので成功の雰囲気を壊すこともないですし、卵巣がんや子宮体がんの予防につながるといううれしい効果もあります。

 

 

欠点は飲み忘れると効果が得られなくなってしまうこと、乳がん患者や糖尿病患者などの既往歴がある人は使えないことなどが挙げられます。また、コンドームと違って性感染症の予防にもなりません。それでも若くて健康な女性には有効な避妊法といえます。

 

 

緊急避妊

避妊に失敗した(コンドームが敗れたなど)の場合に用いる緊急的な避妊法です。
避妊に失敗してから72時間以内に2錠、それから12時間以内にもう2錠ピルを服用します。
緊急避妊をすることにより、約75%の人が避妊を避けられます。

 

 

しかし確実性はそこまで高いとはいえず、加えて吐き気などの強烈な副作用も出やすいため、推奨できる方法ではありません。あくまでも緊急避難的な方法であり、次回以降は避妊に失敗することがないように気を付けなければなりません。

 

 

子宮内避妊具(IUD)

リングとも呼ばれる方法で、ピルと同じく高い成功率を誇っています(避妊失敗率約2%)。
まず、子宮内にポリエチレンなどでできた小さい器具を挿入します。
この器具が精子と卵子の受精、受賞欄の着床を防ぐことによって避妊を行います。

 

 

子宮内避妊具のメリットは効果が長続きすることです。年に1回医師の診察が必要になりますが、大体1度挿入してしまえば3年間は効果が持続します。費用は1回につき1万5000円~3万円前後です。
仮に3万円で3年持つとした場合、1カ月当たりの費用は3万円÷36か月=833円となります。

 

 

ピルが大体1カ月につき3000円なので、これと比べるとリーズナブルといえます。

 

 

デメリットは子宮内に危惧を入れるため、一部の人は違和感を覚えること。
特に出産経験が若いない人は違和感を覚えることが多いです。
また、人によっては月経が重くなったり、不正出血や腹痛などの副作用が出ることがあります。

 

 

若くて将来子供を望む人はピル、ある程度年を取っていて直近の数年間は子供を産む気がない人は子宮内避妊具と使い分けるといいでしょう。

 

 

不妊手術

腹腔鏡手術で女性の卵管を切り取ったり、男性の陰嚢の付け根を切開して精管を縛ったりします。
避妊効果は非常に高く、男性の場合は入院も必要ありません。(女性の場合は2日~4日の入院が必要)。

 

 

ただし、一度不妊手術をした後に再び子供が欲しいと思っても妊娠することは非常に難しいです。
今後子供は一切必要ないという人以外はやらないほうがいいでしょう。

花粉症の対策、症状は?市販目薬や注射の副作用は?

花粉症の季節ですね。日本で花粉症と聞くとやはりスギ花粉症を想像される方が多いかと思いますが、実はそれ以外にも様々なタイプの花粉症があります。

 

 

スギ花粉症とほぼ同時期に発生し、同時期に収束するヒノキ花粉症、3月から10月ごろまで広く流行するナガハグサ花粉症、秋の花粉症の代表格であるブタクサ、ヨモギ花粉症などがあります。
とはいえやはり日本で一番猛威をふるっているのはほかならぬスギ花粉症です。

 

 

スギ花粉症は日本の花粉症の原因の約8割を占めています。
例外的に北海道ではスギ花粉症はあまり見られず、代わりにシラカバ花粉症が多く見られます。

 

 

花粉症患者は花粉が飛び交う季節になるとくしゃみ、鼻づまり、鼻水などの鼻周りの症状、
流涙、異物感、充血などの目の周りの症状を同時に感じるようになります。
症状が強いときは微熱が発生したり、ぜんそくが出たりすることもあります。

 

 

原因はもちろん花粉にあります。高原となる花粉が鼻から吸い込まれると、高原と結合する物質の一種であるIgE抗原体が生産されます。それが鼻粘膜の免疫細胞と結びついて、
再び抗原が侵入したときにアレルギー反応が起こるのです。

 

 

抗原となる物質はスギ、ヒノキ、アカマツ、ブタクサ、ヨモギ、シラカバ、カナムグラなどです。
地域によっても多少ずれますが、一般的にスギ花粉症は2月から4月ごろ、ヒノキ花粉症は3月から4月ごろに流行します。

 

 

毎年同じような時期に鼻や目の症状が出る場合は、まず第一に花粉アレルギーを疑う必要があります。
一年を通じて症状がみられるときは複数の花粉症にかかっている可能性があります。
診断は皮膚テストの一種であるプリックテストがよく用いられます。

これは皮膚表面に、血が出ない程度に浅く傷をつけて、その上に 原液の濃度の薬液を置いて浸透させて反応をみるテストです。これが陽性ならば花粉症と診断されます。

治療方法についてですが、まずは症状が出たら病院に行きましょう。
花粉が出始めたらすぐに治療を始めることによって、その年1年の症状を軽減できます。
外出するときはマスクをつけると花粉を吸い込みずらくなり、症状を緩和できます。
そのほか防止やメガネなども装備して、花粉から身を守りましょう。

家に帰ったら衣服をしっかりと払って花粉を家の中に侵入させないようにすることも大切です。
薬物療法では初期段階で抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を使い始めて、
その後は症状に応じてステロイド薬、抗ロイコトリエン薬などを服用します。

薬は一般的に注射で入れることになりますが、その場合は副作用に注意しなければなりません。
一概には言えませんが傾向としてはシーズンを通して打つ数が少ない(効き目が長い)ものほど副作用が強く、たくさん打つ(効き目が短い)物は副作用が弱くなる傾向があります。

市販の目薬はどれが聞くかは人によって異なりますので、必ず購入前に薬剤師と相談しましょう。
目薬がない場合はツボ押しなおもそこそこ効果を見せることがありますが、しょせんは一時しのぎであり、症状を根本からなくすものではありません。

最近はさらに積極的な治療方法つぉいて、鼻粘膜切除術や後鼻神経切断術なども効果を挙げています。

輸入感染症の種類とは?東南アジアは危険?

国内での自然感染がなく、海外で感染して国内に持ち込まれるタイプの感染症を輸入感染症といいます。
現在感染症はそのリスクに応じて一類感染症、二類感染症、三類感染症などに分類することが出来ますが、うち一塁感染症に分類されているもの(エボラ出血熱など)の原因となる病原体は存在しません。

 

 

今後仮にこれらの感染症が日本で発生した場合は、必ず輸入感染症となります。
また、二類感染症もポリオ生ワクチンによる二次感染以外は近年発生していません。
一方で赤痢、腸チフスなどは日本国内でも感染例があります。

 

 

かつては海外の感染症が日本に持ち込まれることはほとんどなかったため、
とりあえずは国内に存在する感染症にさえ気を付けていればよかったのですが、
最近は公共交通機関が発達したことにより、短時間でどこでも行き来出来るようになりました。

 

 

もちろんこれ自体は素晴らしいことなのですが、その弊害として今まで日本では見られなかったような感染症が海外から持ち込まれるリスクも高まってしまったわけです。

 

 

たとえば、2014年に西アフリカ諸国で感染が爆発したエボラ出血熱は日本では見られない輸入感染症ですが、何度も感染の疑惑がある人が確認されました。
幸いにも全員が他の病気や風などだったのですが、今後いつエボラ出血熱が日本に輸入されるかはわかりません。

 

 

一方で日本でみられる感染症を海外に輸出してしまうリスクも増えています。
国内に輸入感染症を入れず、国外に輸出感染症を出さないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

 

まずは海外に行ったときの心得についてです。たいていの国は日本ほど衛生状態がよくありません。
海外、特に南方に旅行すると下痢をする人が多いですが(いわゆる旅行者下痢症)、
こうした症状はほとんどが経口感染なので手洗いをきちんとすることにより防げます。

 

 

当たり前ですがとにかく不潔そうな場所には近寄らないことが大切です。

 

 

一方、国内の場合は上下水道の普及率も高く比較的安全なのですが、
井戸水などを利用している場合は中飛が必要です。汚水が入っている可能性があるからです。
定期的に水の点検を行って、水をきれいな状態に保つようにしましょう。

 

 

食べ物から感染することもあります。食材の洗浄、加熱処理は十分に行いましょう。
特に海外では食べ物が体に合わないことも多いので、食材には十分火を通しましょう。
ただし、ブドウ球菌が作る食中毒を起こす毒素(エンテロトキシン)など、
中には熱で壊せない最近もあるので中飛月ようです。
出来上がった料理はなるべくすぐに食べてしまいましょう。

 

 

そのほか個人レベルでできることはやはりうがいと手洗いです。
手はためた水ではなく新鮮な流水で洗ってください。
冷蔵庫に食料を入れておいても安心というわけではなく、少しづつ菌が増殖していくので気を付けましょう。総じて食料を早めに処理すれば、感染症のリスクは大幅に減ります。

急性扁桃炎が自然治癒する期間はどれくらい?

急性扁桃炎とは俗にいう「扁桃腺が腫れた」状態のことを指します。
扁桃とは口の中の左右にある口蓋扁桃、端の奥の突当りにあるアデノイド、
耳管周囲扁桃、舌の付け根の自今扁桃などがあります。

 

 

原因

人間の口腔内には様々な菌が存在しています。
扁桃にはそれらの菌と、免疫細胞が混在しています。
通常はこの免疫細胞が金をシャットアウトしてくれるのですが、
ときには対処しきれずに金やウイルスが中で増殖してしまうことがあります。

 

 

ウイルスが増殖を起こすと扁桃に炎症が起こります。これが扁桃炎です。
扁桃炎は主に抵抗力の弱い子供によく見られる症状ですが、大人も感染することがあります。

 

 

症状

子どもの場合は急性扁桃炎と同時に花の症状も引き起こしやすいので注意が必要です。
症状は風邪と似ています。38.5度程度、もしくはそれ以上の高熱が現れるとともに、
のどの痛みを感じるようになります。頭痛、倦怠感を感じることもあります。

 

 

赤くなった扁桃の表面には普段は見られない小さなかすが出来ます。
この小さなかすを膿栓といいます。

 

 

扁桃炎は自然治癒に任せるよりも、医療機関を受診して薬で治すべきです。
自然治癒に任せると扁桃周囲炎や慢性扁桃炎といった他の病気になることも考えられます。
治療は軽度の場合はうがい薬やトローチなどでも大丈夫ですが、
症状が重いときは抗生物質や鎮静剤、消炎鎮痛薬を使用します。

 

 

食事がとれないほどのどが痛いときは点滴で栄養分を補給します。
生活は規則正しいものにしましょう。口の中は清潔に保ち、
症状が消えかかっていても時々はうがいをするようにしましょう。
飲酒と喫煙はなるべく減らすか、断ちましょう。

 

 

食事については免疫力を高めるものを中心に摂取するといいでしょう。
にんにく、納豆、バナナなどは抵抗力を高めるのに役立ちます。
ビタミンC,ビタミンEなどもたっぷりと取りましょう。

 

 

扁桃周囲炎や慢性扁桃炎を繰り返す場合は、扁桃を摘出することも視野に入れましょう。
そもそも扁桃がなければ扁桃周囲炎にも慢性扁桃炎にもかかりません。
扁桃には菌の侵入を防ぐ役割があり、これを摘出するのには抵抗がある人もいらっしゃるかと思います。
しかし、最新の研究によれば、扁桃を摘出した直後は抵抗力が一時的に低下するものの、
その後は次第に回復していくものとのことなので、心配はありません。
扁桃炎を繰り返している場合は、医師と十分相談したうえで摘出してしまいましょう。

 

 

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