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人間の寿命は120歳?それとももっと生きられる?


優れた衛生環境や高度な医療技術などが重なり、世界一の長寿大国となった日本。外国でも平均寿命は急速に伸びており、このままだと21世紀中に人類社会は過去に1度も経験したことがない超高齢化社会に突入することが予想されています。

 

では、このまま医療技術がさらに発展し続ければ、人間は将来何百年も生きることができるのでしょうか?この問いに対する答えは、未だに明らかになっていません。

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平均寿命は伸びているが、最高寿命は伸びていない

多くの研究者の間では、人間の限界寿命は120歳前後であるとされています。人間の細胞は細胞分裂を繰り返しています。細胞分裂が無限に行えるのならば人間は無限に生きることができますが、実際には細胞分裂は50回ぐらいしか行えないため、どんなに頑張っても120歳までしか生きられないわけです。逆に言えば、最善な環境を与えて、適切な食事を取り、きちんと運動をすれば、誰でも120歳近くまで生きられるともいえます。

 

医療技術が今ほど高度でなかった時代は、出産直後に亡くなる人や今なら簡単に治る病気で亡くなる人も少なくありませんでした。最善に近い環境からは程遠かったため、限界寿命に辿り着く前に死んでしまう人が多かったのです。

 

一方、今の環境は最善に近く、限界寿命近くまでたどり着ける人の割合が増えたので、平均寿命が伸びています。限界寿命近くまで生きられる人が増えたから平均寿命が伸びているだけであって、限界寿命自体は遺伝子を人工的に操作でもしない限りは伸びないというのが、大方の見方です。

将来的には300歳の人間が出てくる?

限界寿命は遺伝子を人工的に捜査しない限りは伸びません。逆に言えば、人工的な操作をすれば伸びる可能性があります。人間の寿命に関わっているのはDNAの「テロメア」という部分です。テロメアは細胞分裂を繰り返すごとに少しずつ短くなっていき、一定以下の長さになると分裂ができなくなって死んでしまいます。仮にこのテロメアの長さを伸ばすことができれば、細胞分裂できる回数が増えて今よりも長生きできるようになります。

 

将来的にはこの方法で300歳まで生きられるという人もいれば、いや1000歳まで生きられるという人もいます。イギリス・ケンブリッジ大学の生物医学老年病学者、オーブリー・デ・グレイ博士は、今後20年~25年の間に、寿命を1000歳にする技術を確立できると信じている、と発言していますが……どうなるでしょう。


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