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運動性・感覚性失語症とは?リハビリや訓練で意識障害は改善する


失語症は言語障害の一つです。きちんとした教育を受けて、
知的障害などがないにもかかわらず、話したり、聞いたり、読んだり、
書いたりすることが出来ない状態のことです。

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失語症には大きく分けて運動性失語症感覚性失語症全失語の3つがあります。

 

 

運動性失語症はブローカ中枢と呼ばれる場所の障害が原因です。
他人の話を理解することはできるのですが、自分が話したり書いたりすることが出来なくなります。

たとえば、私たちは目の前にリンゴを置かれて、「この者の名前を言ってください」といわれれば、簡単に「リンゴ」と答えることが出来ます。

 

 

しかし、運動性失語症になると言葉の引き出しを開けることが出来ずに、
「ごりん」などと文字が前後してしまったり、「りんし」などと言い間違えてしまったりします。

 

 

一方、感覚性失語症は言葉をしゃべったり書いたりすることはできるのですが、
言っていることは意味がわからない、というものです。
また、他人の言っていることを理解できないのも特徴です。

 

 

全失語は両者を共有したものです。話しかけてもわからず、
言葉は一言も発しなくなります。

 

 

また、失語症は非流暢性失語と流暢性失語に分けることもできます。
運動性失語症は前者、感覚性失語症は後者に分類することが出来ます。

 

 

失語症の訓練
運動性失語症は右利きの人の場合は左半球の運動言語中枢の損傷で生じます。
病巣が近ければ比較的早く回復することが可能です。

 

 

訓練では音読の訓練をします。何かが書いてある絵を見せて、
その絵の名前を言わせます。また、その絵の名前を書かせます。

 

 

感覚性失語症は左堕大脳半球の感覚性言語中枢の脳血管障害で生じます。
症状は少しづつ回復しますが、読み書きが稚拙になります。

 

 

訓練では「呼称」(絵の名前を言う)と「言葉を聞いて復唱」を繰り返します。
絵を見せてその名前を言わせて、復唱させるという作業を繰り返します。

 

 

全失語の場合はまずはともかく「書くこと」から始めます。
最初のうちは2文字を書くことから始めます。何度も何度も繰り返し書いて、
書いた言葉は復唱させましょう。

 

 

全失語は失語症の中でも最も重症なものですので、
どうしても回復するまでに時間はかかります。2年、3年、4年……あるいはそれ以上の年月がかかりますし、それだけ時間をかけても依然と同じ状態に戻ることはまずありません。

 

 

しかし、訓練を怠るとただでさえ残り少ない読み書きの能力はさらに失われて行ってしまいます。

 

 

あきらめずに根気よく訓練を続けていくことが大切です。


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2014年9月24日 コメントは受け付けていません。 頭部の病気