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脳血管性認知症の特徴とは。ケア次第では穏やかに余生を過ごすことも可能


脳血管性認知症は、記憶の持つ時間が短くなり、時間や場所の見識が無くなるという、恐ろしい病気です。しかし、適切な治療を行えば症状の緩和は可能です。

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認知症には主にアルツハイマー型と脳血管性認知症があります。日本人の場合、約半数がアルツハイマー型、約3分の1が脳血管性認知症です。その他、レビー小体型認知症というタイプの認知症もあります。

症状
記憶を保てる時間が健康な時と比べて極端に短くなります。
そのため、よくあっていた仕事仲間や近所の人の顔が思い出せなくなったり、
今いる場所や時間の見識がつかなくなったりします。

 

 

また、感情のコントロールが付かなくなり(感情失禁)、
嚥下障害や発語障害などが現れることもあります。

 

 

このタイプの認知症の特徴として、当初は正常なところと正常でないところがまじりあって現れます。
たとえば、上記の症状のうち記憶を保てる時間はほぼ正常であるのに、
感情のコントロールがほとんどつかなくなるということもあり得ます。

 

 

ただし、アルツハイマー型の認知症と違い、
自分が病気であるという認識はあり、初期の段階では人格の変容も少なく、
計算能力などの基本能力も保たれることが多いです。

 

 

ただし、症状が進行すれば正常な部分は徐々に少なくなってきて、
やがて運動麻痺や歩行困難、尿失禁などの症状が現れて寝たきりになることもあります。

 

 

原因
脳卒中の発作後に生じます。

 

 

検査
これらの症状は正常な範囲の老人ぼけや意識障害などと似ていますので、これらと区別する必要があります。検査は危険因子を探すことから始まります。
主な危険因子は高血圧、糖尿病、血液凝固などです。

 

 

予防
脳血管性認知症にならないためには、
脳卒中と診断された後に危険因子を取り除いてやる必要があります。

 

 

危険因子とは先ほども上げたとおり高血圧、糖尿病、血液凝固などです。
その他、過度なストレスや肥満、運動不足、喫煙なども原因となります。

 

 

バランスのとれた食事、適度な運動、睡眠、禁煙などによりリスクを減らすことが出来ます。

 

 

要するに生活習慣病に気を付けていれば、
自然と脳血管性認知症になる確率も下がっていくわけです。

 

 

脳卒中は一度発症すると再発することも多いため注意が必要です。

 

 

治療
現在のところ確実な治療方法はありませんが、
適切なケアを行うことにより病気の進行を遅らせることが可能です。

 

 

脳血管性認知症の患者は意欲や自発性が低下することも多く、
抑うつ状態になることもあるため、脳循環代謝改善剤や降雨剤が使用されることもあります。

 

 

また、レクリエーションやリハビリテーション、
音楽療法などの非薬物療法もある程度効果があることがあります。

 

 

ちなみに、アルツハイマー患者は集団生活が適しているのに対して、
脳血管性認知症患者は個人もしくは少人数による生活が適しているといわれています。

しかし、脳血管性認知症の場合も人間関係を完全に断ち切る必要はありません。
できなくなったことは無理にさせない、能力があったころの話をして自尊心を保たせるなど、
心のケアも重要になってきます。

 

支援など
厚生労働省や各都道府県などは、アルツハイマーを含めた認知用患者に対して様々な支援を行っています。
市町村の地域包括支援センター、市町村高齢者福祉担当窓口、市町村保健センター、医療機関などは随時相談を受け付けています。

 

 

また、厚生労働省が「認知症予防・支援マニュアル(PDF)」を作成しています。
その他、日本認知症学会なども支援マニュアルの提供などを行っています。

 

 

心構え
認知症と家族が診断されたら、治療方法や生活について、医療スタッフとよく話し合いましょう。
また、認知症患者の失敗に対しては時には、時には気が付かないふりをすることも重要になります。

詳しい接し方は医師と相談して決めましょう。


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