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高齢者の終末期医療とは。問題点と現状の課題、胃瘻と病院・在宅


平穏に暮らしていると忘れがちですが、人というものはいつか必ず死にます
浮世でどんなに成功を収めて、いくら金や名誉や地位を持っていようが、
今の技術ではどんなに延命が治療しても120歳ぐらいまでしか生きることが出来ません。

 

 

どのように死ぬかということは、どのように生きるかと同じくらい大切なことだといえます。

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終末期医療とは、終末期、つまりは人生の最期を安らかに迎えるための医療です。
末期がんなどで回復の見込みがなくなった場合、延命治療ではなく、痛みを抑えて穏やかに暮らすための治療を施し男ます。また、精神的な不安を取り除くことから、緩和ケアと呼ばれる場合もあります。

 

 

終末期の病気、特に末期がんは全身が痛み、思ったように体が動かせなくなるため、
生活の質(QOL、Quality Of Life)が低下しがちです。

 

 

これらの苦痛を取り除き、患者さんが安心して逝ける環境を作り、
本人はもちろん家族の負担も軽減するのが、終末期医療の役目です。

 

 

現在は終末期医療もだいぶ進歩しており、末期がんでも死の直前まであまり痛みを感じず、
意識をしっかりと保ちつつ平穏に暮らしていくことが可能になっています。

 

 

終末期に入った場合は基本的には病院でケアを受けますが、症状が安定している・在宅医療を行える医師がいるなど、一定の条件を満たした場合には、在宅でのケアも可能です。

 

 

病院で終末期医療を受ける場合には、医師はもちろん、看護師、薬剤師、さらには宗教家や作業療法士などがグループでサポートを行います。

 

 

終末期医療を行う医療施設をホスピスといいます。
ホスピスは現在日本に100カ所以上があります。
これはあの先進国と比べても決して少なくないのですが、
痛みの緩和を重点にお置いているにもかかわらず、
関わる人が多いため、医療費がものすごく嵩みます。

 

 

また、都心部には多くのホスピスがある一方で、
ホスピスが全くない都道府県も存在するなど、
地域間の格差も問題となっています。

 

 

また、終末期医療と切っても切れない縁にあるのが尊厳死・安楽死です。
延命治療中は患者本人に医師の確認ができないことが多いので、
そうなる前にあらかじめ意思表示をしておく必要があります。

 

 

胃瘻を受けたくない、延命措置を受けたくないという場合には、
前もって日本尊厳死協会が定める「リビングウィル」という文書であらかじめ意思表示をしておくと、意識を失ったときにその希望通りの治療を受けることが出来ます。

 

 

尊厳死を受ける受けないは個人が最大限に考えたうえで決定がなされるべきですが、
個人が考え出した答えが本当にその人の意思によって選んだものなのかと聞かれると難しいところです。

 

 

知らず知らずのうちに他人に特定の考えを刷り込まれている可能性がないとはいえません。おそらく尊厳死に関する誰もが納得できる答えはずっと出ないままだと思いますが、それでも考えることはやめず、少しでも正解に近い答えを導き出すようにしたいものです。


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