スポンサードリンク

胃瘻とは何か。増設と在宅管理、家族指導と注入速度は。種類は


テレビや新聞で「胃瘻(いろう)」という言葉を見た・聞いたことがある方は多いかと思いますが、胃瘻とは実際のところどのような治療なのでしょうか?

スポンサードリンク

胃瘻とは簡単にいえば、お腹に小さな口を開けて、そこから栄養を入れることです。
その口のことを「胃瘻」といい、そこに通された管を「胃瘻カテーテル」といいます。

 

 

カテーテルから栄養を流すことにより、口からの食事が難しい患者の健康状態を保ちます。
かつては栄養は鼻からチューブで流すのが一般的でしたが、
胃瘻はそれよりも患者の負担が少なく、またチューブが不要なため看病が楽というメリットがあります。
在宅での管理も簡単なため、人生の最期を自宅で迎えたいと思っている人にとっても有効です。

 

 

胃瘻のカテーテルには4つの種類があります。
外側にチューブがあるものとないものがあり、内部のストッパーはバルーン型とバンパー型があります。

 

 

胃瘻は定期的に交換が必要です。早い場合は1カ月程度、
長い場合でも半年に1回程度は交換する必要があります。

 

 

胃瘻で投与する栄養剤は従来は液体のものが多かったのですが、
現在は半固形タイプのものが増えています。
半固形化した栄養剤は従来の傾向からの食事と近い状態を作ることが出来るため、
消化吸収機能を維持・向上することが可能です。

 

 

また、液体と比べて投与時間が短くなるため、
リハビリなどほかのことに使える時間が多くなります。
ある施設では注入時かかる時間が2時間から15分に短縮したとの報告もあり、
患者本人のみならず家族や介護スタッフの負担も大幅に減少します。

 

 

なお、胃瘻は注入速度が速すぎると下痢を引き起こすことがあります。
その場合には注入速度を遅くし、また栄養剤が古くないかを確認しましょう。

 

 

胃瘻の是非
近年、胃瘻はすべきではないものであるという認識が広まっているように思います。
実際、あるアンケートによれば、心臓病や交通事故などで回復の見込みが亡くなった場合、胃瘻をしてまで延命をしたくないと考える人は7割を超えていたそうです。

 

 

ただし、これはあくまで平常時に行ったアンケートです。
もし実際に回復の見込みがなくなった場合、
自ら胃瘻を受けずに命を緩やかに立つという決断が必ずできるとは限りません。

 

 

人間は基本的には生まれた以上は行きたいと願う生き物ですから、
胃瘻を取りやめて命を絶つという決断が出来なくても、不思議ではありません。

 

 

また、胃瘻は前述の通り鼻にチューブをつけるよりは痛みも少ないですし、
リハビリが進めば胃瘻を外して、口から食事ができるようになることもあります。
栄養もきちんと取れますので回復が期待できますし、日常生活に戻れるかもしれません。

 

 

もちろん、胃瘻には問題もありますし、全肯定するわけではありませんが、
全否定するのもそれはそれでおかしいのではないかと私は思います。


スポンサードリンク

コメントを残す