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生命維持装置とはどんな装置化?


心臓が止まると、脳に血液が流れなくなり呼吸が止まります。脳に血液が流れなくなった状態が数分間続くと、回復は不可能になります。このような状態になった時は、間髪を入れず心臓の拍動を再開させて、呼吸を回復させる必要があります。心臓の拍動を再開させるためには心臓マッサージが、呼吸を回復させるには人工呼吸が必要になります。

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最近は普通の治療では生命を保てない患者を延命させる事ができるようになりました。その際に使う装置をまとめて生命維持装置といいます。生命維持装置を使えば時には半永久的に命を継続させることも可能ですが、だからといっていつでも生命維持装置を使用することが患者のためになるわけではありません。

 

生命維持装置の使用の是非に関する議論は様々な場所で行われていますが、まとまった結論が出ることはおそらくないかと思います。

 

人工呼吸器

人が生きていくために必要なのは、血液の循環と呼吸です。人工呼吸器はこの2つの動作を行うための装置です。ふいご(送風装置)のような形状をしており、膨張と圧縮を繰り返すことによって患者の肺に空気や酸素を送ります。人工呼吸器を使用している限りは患者は自分で呼吸をしているのと同じ効果が得られますし、顔色もよく保たれます。

 

人工栄養

人間は通常、口から食物によって栄養を補給します。しかし、患者の意識がない場合は口から栄養を取ることができないのそれ以外の方法、例えば注射・点滴・浣腸 (かんちょう) などによって人工的に栄養を補給します。栄養を注射し、人工呼吸器で肺を動かせば生き続けることが可能です。人工栄養にはブドウ糖駅や生理的食塩水などが使われます(育児に使う人工乳だけで育てることを人工栄養ということもあります)。

 

人工心臓、補助循環装置

最近は心臓が止まりそうな患者に血液ポンプである人工心臓をつけることもできるようになりました。心臓は動いているものの十分な循環力がない場合は、人工心臓によって血液を循環させます。人工心臓以外にも様々なタイプの補助循環装置があります。

 

生命維持装置の問題点

生命維持装置を使えば、人間の生命をある程度人為的に維持することができます。これは生命の操作と言われており、医療現場で医の倫理に関わるケースも有ります。機械によって生命を維持することに対する疑問を持つ人も少なくありません。

 

一方でどんな形であれ生命を延ばすことができるのは望ましいことであると考える人もいます。倫理のみならず経済や物的医療資源の観点から見た議論もあります。できることならば一生生命維持装置のお世話にならないように、健康的な生活を心がけたいものです。


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2016年5月21日 コメントは受け付けていません。 終生