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臓器移植のメリット・デメリット・問題点


臓器移植とは、病気や事故によって臓器が機能しなくなった患者に対して、健康な人の臓器を移植する医療のことをいいます。健康な家族からの部分提供による生体移植と、亡くなった人からの臓器提供に分けることができます。臓器移植は現代ならではの医療といえますが、メリットのみならずデメリットも多々あるので注意が必要です。

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移植という考え時代は古来からありました。皮膚の移植は紀元前から行われており、本人の皮膚を別の皮膚に植える行為はたびたびおこなわれていました。その後、他人の組織でも簡単な移植なら行えるようになりましたが、臓器の移植が成功したのは今から50年ほど前、1963年のことです。移植の歴史はとても長いですが、臓器移植の歴史はそれほど長くはないのです。最初に移植されたのは腎臓でしたが、その後肝臓、肺なども移植の対象となりました。

 

 

腎移植は臓器移植の中では比較的ハードルが低いといわれてます。昔は両側の腎臓が侵されて尿毒症になると1週間から10日程度で死亡するのが当たり前でしたが、1955年に人工腎臓ができると、人工透析により尿毒症が回復するようになりました。しかし、人工透析は患者にとっても負担が大きいという問題がありました。そんな中で腎移植ができるようになり、さらには死体腎移植も行えるようになりました。

 

 

肝移植は1963年に初めて行われました。肝臓は腎臓と違って一つしかないため、ドナーを見つけるのは難しいです。そのため日本では多くの患者が海外で移植を受けていたのですが、現在は子供の天性胆道閉鎖症の患者に、親の肝臓の一部を血管と胆道を温存して切除し、それを子に移植するという技術が確立されています。

 

 

心臓移植はさらにハードルが高く、移植がすぐに成功しないという大きなリスクがあります。そのほか、肺移植膵移植、骨髄移植、骨移植、角膜移植なども存在しています。

 

 

臓器移植のデメリットと問題点

自分の骨や皮膚を移植する手術は比較的簡単ですが、他人の組織を移植するのは拒絶反応が起こりやすく大変です。かつてはこの拒絶反応が臓器移植の高いハードルとなっていたのですが、現在は研究によりこのハードルを乗り越えられるようになってきました。

 

 

また、臓器移植を成功させるためには他人から臓器の提供を受けることが必要です。日本では1997年に脳死を前提とする臓器移植法が施行されており、臓器移植の意思表示をするドナーカードが普及しています。


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2015年12月12日 コメントは受け付けていません。 未分類