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くも膜下出血の前兆と後遺症とは?何が原因で起こる?


くも膜下出血は多くの中高年にとって脅威となる病気です。場合によっては死に至ることもあり、早い気付きが何より重要になります。50歳以下の働き盛りの人にもおこるため、まだまだ若いからと油断してはいけません。

 

 

くも膜下出血はどんな病気?

人間の脳は外側から順に硬膜、くも膜、軟膜と呼ばれる3枚の膜でおおわれています。この3つの膜を髄膜といいます。髄膜は脳と脊髄を覆うように存在しています。硬膜は頭蓋骨に、軟膜は脳に密接しています。くも膜はその二つの間にあり、くも膜と軟膜の間には「くも膜下腔」という隙間があります。

 

 

また、くも膜はさらに脳くも膜と脊髄くも膜に分類できます。

 

 

くも膜は人間の脳を外部の衝撃から保護するための膜です。脳自体は実は人体の中でも特に柔らかく脆い器官です。
一方で脳は言うまでもなく大切な器官であり、優先的に保護する必要があります。
そのため、脳は骨の中でも最も固い頭蓋骨でおおわれているだけでなく、髪の毛や膜で守られているのです。

 

 

くも膜自体は大変薄い膜であり衝撃吸収効果はあまり高くありません。そのため、くも膜と軟膜の間は「脳脊髄液」と呼ばれる液体が充てんされています。この液体が頭蓋骨内の圧力を一定に保ち、頭部への衝撃を緩和しています。
髄膜は脳髄液の再生産を促します。

 

 

くも膜下出血は脳脊髄液の中に出血する病気です。血圧の上昇などで血管が破れると、脳髄液内に出血します。

 

 

最も多い原因は脳の動脈がこぶのようにふくれてそれが破裂する、脳動脈瘤破裂です。動脈にできるこぶを動脈瘤(どうみゃくりゅう)といいます。太い動脈の分岐部にできるもので、これが破裂するとくも膜下出血となります。
くも膜下出血は同じ家系で起こりやすい傾向があるので、身内にくも膜下出血を起こした人がいる場合は要注意です。

 

 

症状

くも膜下出血の中でも特徴的なものが頭痛です。頭痛は突然起こります。
痛みは始まると朝も晩も同じ強さで続きます。それと同時に脱力発作を起こすこともあります。頭痛は休憩をとっても続きます。
その直後に意識障害が進行し、1時間以内に呼吸が止まることもあります。首が固くなり、眼底には網膜の前に出血が認められます。特に出血が多い場合はすぐに意識がなくなります。また、意識があってもろれつが回らなくなるなどのおかしな症状が現れることがあるので、周囲が早めに気が付くことが大切です。

 

 

治療

再破裂予防のために手術を行います。クリッピングと呼ばれる手術を行うのが一般的ですが、
最近は血管の中に細いカテーテルを挿入し、コイルを入れて動脈瘤の内側に詰めることもあります。
症状、年齢、動脈瘤の大きさや形によってどちらの治療方法を選ぶかを決めます。


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2015年7月25日 コメントは受け付けていません。 未分類