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特発性骨壊死症の好発部位とは?


特発性骨壊死とは、どこかの骨の組織が、原因不明のまま壊死を起こす病気のことです。特発性とは原因がはっきりしない病気に着けられる接頭語です。

 

 

症状

急に膝に強い痛みが現れるのが一番の特徴です。変形性膝関節症と似たような症状がありますが、変形性膝関節症は痛みが少しずつ強くなっていくのに対して、特発性骨壊死では痛みが急激に強くなるという特徴があります。痛み部分は主に大腿骨顆部や脛骨顆部などです。まれに膝蓋骨に骨壊死を生じることがあります。

 

 

痛みは発生してから1日~2日の間に急激に強くなり、夜間にかけても痛むことが通常です。
X線における検査で骨壊死像がはっきりしない段階から痛みを伴うことが多いため、初期には診断がつかず、半年ぐらいたってから診断がつくということがままあります。MRI検査ならば初期段階での発見が可能になります。

 

 

痛みは通常、2か月から6か月くらいかけて徐々に良くなっていきます。しかし、たまに痛みが取れないままのこともあります。また、痛みが焼失した後、時間の経過とともに変形性膝関節症へとつながることもあります。いずれの場合も痛みは片方の膝のみに現れることが多いようです。

 

 

原因

特発性と名がついていることからもわかる通り、明確な原因はわかっていません。骨の脆弱性による骨折から発生するという説がありますが、まだ証明されたわけではありません。腎移植後や全身性エリテマトーデスでステロイドを大量に使用した時にも発症することがあります。

 

 

理由は明確ではありませんが、どちらかというと女性に多く見られる病気です。特に中高年の女性が発症しやすい病気なので、該当する人は十分な注意が必要になります。

 

 

治療

初期の段階の場合は、T型杖や松葉杖、あるいは足底板と呼ばれる靴の中に入れる装具などを用いて対処します。壊死の範囲が狭い場合は自然に治癒することもあります。その場合は消炎鎮痛薬の内服や、ヒアルロン酸の注射などで治療を試みる場合があります。

 

 

ある程度症状が進行している場合は手術が必要とのあります。手術は比較的症状が軽く、なおかつ50歳~60歳以下の人であれば、骨切術と骨移植が選択されることがあります。

 

 

しかし、より深刻な場合は人工膝関節置換術が行われることもあります。

 

 

手術後は筋力が失われるので、筋肉量を回復させるリハビリテーションを行う必要があります。筋肉の回復には時間がかかりますが、焦らずに少しずつリハビリテーションを行うことが大切です。


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2015年9月1日 コメントは受け付けていません。 手足の病気