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PTSD症状のチェックと接し方。子供でも注意、DVと治療薬と地震


地下鉄サリン事件や阪神大震災でその存在が知られるようになったPTSDですが、
その詳しい症状と対策までご存知の方はあまり多くないようです。

 

 

今日まで笑って暮らせていたあなたの大切な人いも、明日はPTSDになるかもしれません。
いざというときのために、PTSDの基礎について学んでおきましょう。

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PTSDとは「心的外傷後ストレス障害」とも言われる病気です。
普段平穏に暮らしている分には何のかかわりもないこの病気ですが、
地震や火災などの突然の災害、通り魔等のショッキングな事件、
犯罪などに直面したり、あるいは目撃したりすると、
人間はとても動揺します。

 

 

その瞬間は驚いて終わりですが、1か月~数年後に、
突然その記憶が原因で体や心に障害が現れることがあります。

 

 

代表的な症状は以下の通りです。

 

 

①再体験
地震やDV、身近な人の死などのいやな体験を突然思い出します。
フラッシュバックともいいます。何の前触れもなくやってきて、
恐ろしいという感情を再び味わうことになるため、
非常につらい症状です。

 

 

②覚醒亢進状態
健康な時は悪い夢などを見ていやな思いをしても「まあ所詮夢は夢だし」と切り替え、忘れることが出来ますが、PTSDに陥るとそのような、
一見大したことがない体験に対して過剰反応してしまい、
イライラしたり、不安になったり、鬱状態になったりします。
これらの症状から逃れるためにアルコールに走ってアルコール依存症になったり、引きこもりになることもあります。

 

 

③回避・感情麻痺
再体験を起こしてしまいそうな場所へ行くのを、無意識のうちに避ける症状です。
たとえば、大地震が起きた際にいた場所に行けなくなったり、
通り魔があった場所に行けなくなったりします。

 

 

こうした症状は自分が経験していなくても、
例えばテレビで見ただけでもおこることがあります。

 

 

子供とPTSD
子供は記憶があやふやだからPTSDにならないのではないか、
と勘違いされている方がいますが、それは誤解です。

大人は何か大きな出来事があっても「ああ、大きな地震があったのだな」とか、
「ああ、ここで交通事故があったのだな」と出来事を客観的に見ることが出来ますが、
子供はそれが出来ず、衝撃が直接精神に響いてくるため、
むしろ大人よりもPTSDになりやすいといえます。

 

 

治療
治療では薬物療法や精神療法を使います。
薬物療法ではSSRIや抗うつ薬、気分安定薬などを使います。

 

 

精神療法では認知療法などを行います。
約半数の人は治療開始から数カ月で症状が良くなるのですが、
慢性化する人も3割くらいいます。

 

 

周囲はこちら側から根掘り葉掘り聞こうとするのではなく、
相手が話したくなるまで待つことが大切です。

 

 

家庭生活では飲酒や喫煙量が増えていないかチェックし、
またストレスがかかる生活をさせないようにしましょう。
周りの人もストレスを溜めこまないように、
時には患者と距離を置くことも大切です。


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