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パーソナリティ障害の特徴を無料でチェック


パーソナリティ(性格)に何らかの問題があり、
満足な社会生活を送れない状態をパーソナリティ障害といいます。

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人間だれしも性格には個性があります。気の弱い人と強い人、自分本位の人と他人への配慮を欠かさない人、
明るい人と暗い人、社交的な人と非社交的な人・・・こうした個性は誰にでもあり、個性の全くない人などいません。

 

 

しかし、その個性があまりに強すぎると、社会生活を送るのも困難になってしまいます。
その状態をパーソナリティ障害といいます。パーソナリティ障害はA群B群C群の3種類があります。

 

 

A群パーソナリティ障害
一般的な考え方からかけ離れた行動習慣を持っているタイプの障害です。以下の3つに細分されます。

妄想性 他人が悪意を持って自分に関わってくると妄想してしまうものです。
疑い深く人を信じず、自分の評判に過剰に反応します。
ジソイド 他者への関心が極めて薄く、家族以外の人間とのかかわりが少ないタイプです。
感情表現に乏しく、恋人や友人を作ることに興味がありません。
失調型 異常なまでに迷信深かったり、奇妙な空想にふけるタイプです。
通常では考えられないようなものの解釈をするので、人間関係が壊れやすくなります。

B群パーソナリティ障害
パーソナリティ障害の中でも最も数が多いものです。感情表現が大きすぎたり、
適切でないタイプです。以下の4種類に分類されます。

境界性 一人になるのが嫌なはずなのに自分から人間関係を壊してしまうほか、
突発的な行動も多く、その感情がコントロールできません。
情緒不安定でいつもイライラしており、自傷行為なども多く、
頻繁に周りを振り回すため周囲から人が消えていきます。女性に多く見られます。
反社会性 社会のルールに従うことが出来ずに、反社会的な態度をとり続けます。
借金を返さない、犯罪行為を繰り返すなどわかりやすい形で行動をとることもあれば、
仕事が長続きしないなど社会的な問題とはなりにくいケースもあります。
性格は怒りっぽく、良心の呵責がなく自己中心的であることが多いです。
演技性 常に周囲からの注目を集めるために過剰な芝居じみた行為を繰り返します。
常に注目の的になろうとし、派手な服装や大げさな割に中身の薄い話を繰り返します。
最初はその演技力から注目を浴びることも多いのですが、
そのうち周囲の人間もそれが演技であると見抜き、離れて行ってしまいます。
自己愛性 人間だれしも自分が一番かわいいものですが、
自己愛性パーソナリティ障害ではその思いがあまりにも強すぎ、他人に対して尊大な態度を撮り続けます。
それでいて他人の評価を気にして、他人に対しては強い嫉妬心を抱きます。
境界性とやや似ていますが、こちらは衝動的な行動が少なく、計画的に他人を利用しようとする傾向があります。
男性に多く見られます。

C群パーソナリティ障害
極端な臆病さや内向性がみられるタイプです。以下の3タイプに分類されます。

回避性 自分に極端に自信がないため、他者とのかかわりを極力避けようとする特徴があります。
他者に否定されることを過度に恐れており、恥をかくこと、馬鹿にされることを極端に嫌います。
依存性 他者への依存があまりにも強すぎるタイプで、日常の簡単なことを決定するときにも他人の助言や協力を求めます。
他者から嫌われることを恐れており、他人から依頼されたことは嫌なことでも進んでします。
強迫性パーソナリティ障害 完璧主義が強すぎるタイプです。日常生活や家庭生活を置き去りにしてでも仕事をしようとします。
それでいて完璧主義であるがあまり効率を落とすこともあり、周囲からの評価が高いとは言えません。
道徳や倫理観に対しても過剰に潔癖であり、融通が利きません。

原因
原因は以下の5種類に分類されます。どれか一つの原因に起因することは少なく、
複数の原因が複雑に絡み合って障害が発生することが多いです。

生まれ持った気質 人間だれしも生まれつきの個性というものを持っています。
生後間もない赤ちゃんでも神経質な子もいれば無神経な子もいますし、
よく泣く子もいればあまり泣かない子もいます。
こうした個性がほかの環境因子と組み合わさり、障害となることがあります。
遺伝子 パーソナリティ障害に関係がある遺伝子があり、それを受け継ぐとパーソナリティ障害になりやすくなるといわれています。
ただし、まだ研究段階であり、詳しいことはわかっていません。
社会環境 たとえば、日本と比べて自己主張をすることがよいことととらえれているアメリカでは、
自己主張の弱い人はそれだけで生きづらさを感じるものです。
逆に日本では自己主張の強い人は「出る杭は打たれる」ことになり、
生きづらさを感じることが多いようです。
国だけでなく時代によってもこうした価値観は常に変化しています。
子供時代の過ごし方 育てられ方はパーソナリティに大きな影響を与えます。たとえば虐待や育児放棄があった場合、
パーソナリティの形成がうまくいかず、パーソナリティ障害になる確率が上がるといわれています。
現在の環境 。学校や職場の人間関係がうまくいっていないと体や心に過度のストレスがかかり、神経伝達物質のバランスが崩れパーソナリティ障害を発症しやすくなるといわれています。

診断
診察室での様子や生活様式、対人関係などからまずパーソナリティ障害であるかどうかを判断します。
パーソナリティ障害であると診断されたら、次にどのタイプのパーソナリティ障害に当てはまるかをチェックします。

 

 

そのパーソナリティの原因が脳の病気などではないことを確認するため、
MRIやCTをとることもあります。

 

 

治療
治療は支持的精神療法、認知行動療法、精神分析的精神療法などが行われます。
いずれの場合も患者と医師の協力が必要不可欠なので、
医師はまず患者の話をよく聞いて、正しい治療計画を立てるところから始めなければなりません。

 

 

薬物療法を行う場合は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や少量の向精神薬が有効です。
ただし症状が重く、自殺や犯罪などのリスクがあると判断されれば病院に入院することも必要です。

 

 

支援など
病院が心強い味方になってくれるほか、県や市区町村などの自治体がオリジナルの取組を行っていることがあります。
また、パーソナリティ障害をはじめとする各種障害を持つ人のための就労支援を行っている民間企業があります。

 

 

心構え
パーソナリティ障害の治療に当たっては、まず本人が「治したい」と思うことが重要といわれています。
いささか精神論めいた話になってしまいますが、薬物治療や医師に依存したままでは真の治療は望めません。

また、周囲にパーソナリティ障害の人がいる場合は、
「説明には時間をかける」「話し合いは穏やかに進める」「できない要求は断る」などを心がけてください。
一番大事なのはパーソナリティ障害の人に巻き込まれないことです。

 

 

もしあなたが「なんで迷惑をかけてくる赤の他人のためにそこまでしなくちゃならないんだ」と思うのならば、
黙って距離をとってください(あなたが責任者でなければ、の話ですが)。
叱責して直してやろう、などと思ったりすると自分まで面倒なことに引きずり込まれます。


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