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子供の家庭内暴力の原因と解決方法


子供が家庭の中で暴力をふるう状態を子供の家庭内暴力といいます。

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家庭内暴力と言ってもその種類は様々です。
親から子へ、子から親へ、長子からその下の子供へ、
子や孫から祖父母へ・・・その中でも特にスポットライトを浴びやすいのが、子から親への家庭内暴力す。

 

 

症状
家庭内暴力は一般的に、自分より弱い対象に向かいます。
たとえば自分より力で劣る弟や妹、祖父母、母親などです。

 

 

このような衝突は通常は自然になくなっていくものですが、
なくなるどころかむしろ暴力が過激になる場合もあります。

 

 

例外的な例では暴力が殺人や傷害に至ったり
あるいは逆に暴力を受けた側が本人を殺害したりしてしまうようなこともあります。
このような重大な事態を引き起こす前に、対処が必要です。

 

 

原因
発達障害パーソナリティ障害統合失調症などの他の病気や障害が原因となることもありますが、ここでは主に特に異常が見られないような場合の家庭内暴力を考えていきます。

 

 

以下に家庭内暴力を起こしやすい子供の性格を列挙していきたいと思います(全員が当てはまるわけではありません)。

 

 

1.外では他人に対して従順であるが、自己主張が乏しい
2.神経質である
3.比較的友人が少なく孤立的である
4.非行に走ってはいないが、生活習慣の乱れなどがある
5.母親が過干渉で父親が無関心である(もしくはその逆)
6.真の自立のための犯行ではなく、甘えとエゴイズムが混在している

 

 

以上のケースに当てはまる場合は家庭内暴力を起こす可能性が高まります。
特に生活習慣の乱れなどは、子供たちからのSOSのサインと受け取った方がいいでしょう。

 

 

家庭内暴力の相談窓口
精神科医、心療内科医などが相談窓口となるほか、民間企業が相談窓口を設けていることもあります。警察、支援団体、児童相談所などに相談するのもいいでしょう。

 

 

 

 

相談したからと言って必ず問題が解決するわけではないですが、それでも一人で抱え込むよりはずっと良いです。

 

 

治療・対策
まずはしてはいけないことを列挙していきます。
1.黙って我慢し続ける
2.(不登校の場合)学校に行くように言い続ける
3.家族で責任を押し付け合う
4.いきなり入院させようとする

 

 

これらのことを前提としたうえで、家庭内で抱え込まずに医師や相談機関と連携することが大切になります。
くれぐれも家庭内だけで解決しようとしないでください。
解決できないですから。

 

 

ただし、家庭内暴力をするような子供といきなり相談機関に一緒に行くのは難しいと思います。
その場合は家族だけで行ってもかまいません。
次第に本人を病院へと差し向けるような方策を考えて行けばOKです。

 

 

基本方針は「暴力の拒否」です。これは暴力を受けることを拒否すると同時に、
暴力で子供を押し返すことも拒否するということです。

 

 

また、初期の場合には「刺激しないこと」も重要です。それは何も腫れ物に触るように扱えということではなく、誠意を持って話し合うということです。
何気ない冗談や皮肉が、子供を傷つけていることもあります。
自分に落ち度はなかったか、よく考えてみましょう。

 

 

子供が話し合う姿勢を見せてきたときは十分に話し合いましょう。
暴力を拒否する分、話し合いはたくさん行ってください。
本人からは今までの恨みつらみ(大人から見れば支離滅裂なもの)が出てくるでしょうが、否定せずしっかりと最後まで聞いてください。そして聞いたうえで、その子供の言いなりにならないことも大切です。

 

 

暴力が長期化している場合は他人(警察や相談所含む)を介在させるのも効果的です。それすら効果がない時は、避難する(別の場所に移り住む)のが有効な場合もあります。ただしこれはいささかハイリスクでもありますので、事前にしっかりと専門家と相談することが必要です。

 

 

具体的には
・両親と専門家で話し合いを行う
・避難は必ず、暴力のあった当日のうちに完了する
・当日中に親から本人に電話を入れる
・電話で「生活の心配はいらない、ただし暴力がやむまで帰らない」ということを告げる

 

 

などです。このあたりもケースバイケースなので、
詳しくは専門家相談して決めてください。

 

 

入院という手もありますが、強制的な入院はかえって本人の恨みを増幅させることになるので逆効果です。
本人が納得いった場合のみ、入院させるようにしてください。

 

 

支援など
警察、児童相談所、医師など様々な専門窓口があります。

 

 

小コラム:キレる子供は増えているか
少年による凶悪犯罪は1958年から1960年あたりがピークで、その後は減少傾向にあります。参考リンク⇒少年犯罪は急増しているか

2013年時点での件数はピークと比べるとせいぜいその2割か3割程度で、むしろ現代の子供はキレない子供であり、若い世代を叩いてばかりの団塊の世代あたりの子供の方がよっぽどキレる子供だったといえます。

 

 

では、子供がキレる理由は何なのでしょうか。
凶悪犯罪に走る子供が今よりずっと多かった1958年~1960年あたりはテレビゲームやインターネット、携帯電話などなかったので、当然理由にはなりません。テレビの普及率も低かったので、これも関係ないでしょう。

 

 

また、現代の食べ物がどうのこうのという人もいますが、
食べ物も当時の方が着色料満載の危険なものがいっぱい使われていましたので、
それも当てはまらないと思われます。

 

となると、やはり原因は経済事情でしょうか。
1958年~1960年は高度経済成長の入り口とはいえ、
日本全体がまだまだ貧しかった時期です。

 

 

1972年の高度経済成長末期には現代とほぼ変わらない水準まで凶悪犯罪の件数が落ちていることを考えると、結構有力な説だと思うのですが、どうでしょうか。


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