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子供と大人のADHDの特徴は。育て方は関係ない、付き合い方に工夫を


注意欠陥・多動性障害ADHD)とは、
年齢に比べて極端に落ち着きがなく、
片づけができない・授業中に座っていられずに歩き回るなどの行動を問う子どもたちのことを指します。

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近年、テレビCMやネット広告などで「ADHD」という単語をよく目に・耳にするようになりました。
広告宣伝のおかげでそれなりにこの症状に対する偏見も薄まってきたように感じますが、
まだまだこの症状を誤解している人は少なくありません。

 

 

原因
まず原因についてありがちな誤解ですが、ADHDは「心の病気」ではありません。
また、ADHDは「親のしつけが原因」でもありません。
ましてや「本人の努力不足が原因」でもありません。

 

 

じゃあ原因は何なのか、といいますと、これがまだ明確にわかっていません。
一番有力な説は、脳に何らかの機能不全があるために引き起こされるというものです。

 

 

ADHDの子供の多くは脳の一部の部位が有意に縮小しており、
そのせいでADHDの症状が発症する、という説です。

 

 

また、遺伝との関連性を指摘する声もあります。
研究によれば、一卵性双生児では極めて高い頻度で一致し、
血縁者にADHDが見つかる場合も少なくありません。

 

 

また、近年5000人以上の大規模な研究が行われ、
砂糖の多いソフトドリンクがADHDを引き起こす原因となっているとの結論が導かれました。

 

 

しかし、この研究の正確性は未知数であり、
あくまでも「特定の食事をとるとADHDになる可能性がアップするかもしれない」
ということしかわかりませんでした。

 

 

症状
代表的な症状は多動性です。多動性とは簡単に言えば「じっとしていられないこと」であり、
授業中に歩きまわる、順番を待てない、不注意によるミスをよく起こす、
物をなくしやすい、部屋が掃除できない、人の話を聞かないなどの症状が現れます。

 

 

なお、誤解されがちですが知能に異常があることはあまり多くありません。
まれに学習障害やてんかん、脳波異常などが合併することもありますが、
たいていの場合知能は正常なので、学校の勉強自体は理解できます。

 

 

こうした症状は幼稚園・保育園入園前には気が付きにくいものですが、
集団生活を送るようになると先生たちから行動の問題を指摘されるようになります。

 

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そのような場合は気のせいだからと放っておかず、
一度医療機関を訪れたほうがいいでしょう。

 

 

治療
幼少期に意図的に我慢をする訓練をすることにより、
ある程度症状を緩和することが出来ます。

 

 

たとえば、行動療法(目的を設定し、その目的を達成できたら報酬を与えることにより、ある場面で適切な判断ができるようにする)などは一定の効果があるといわれています。

 

 

薬物療法も存在しています。投与される薬は主に中枢神経刺激薬です。
専門の治療薬としては「ストレテラ」「コンサータ」という薬が承認されています。

 

 

また、子供本人だけでなく、親と子供が一緒にトレーニングに取り組むことも有効であるといわれています。
その他、精神療法も併用されることがあります。

 

 

ADHDの問題点
ADHDという概念の問題点として、どこまでが治療の必要のない「個性」であり、
どこからが治療が必要である「症状」であるのかの線引きが非常に難しいという問題があります。
注意力不足をすべてADHDで片づけてしまうのは簡単ですが、
非常に危険な考え方でもあります。

 

 

逆に全てを個性ととらえて、学校生活に苦しんでいる子供を個性だからと放置するのもそれはそれで別の危うさがあります。

 

 

接し方
ADHDの子供は注意力不足ゆえに叱られがちなので、自尊感情が育ちにくいといわれています。
また、急激な環境の変化についていくことも難しいため、
周囲の大人たちは子供を適切に扱う(必要な時はほめ、子供が混乱しないように具体的な指示を与えるなど)必要があります。

 

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大人のADHD
かつてはADHDは子供特有の症状であると考えられていました(この記事も便宜上子供の病気に分類しています)が、
最近は大学生や社会人にもADHDが見られるようになっています。

 

 

症状自体は子供の頃ほど強くない場合が多いのですが、
必要な書類を良くなくす、遅刻が多すぎるなど、社会的な生活を送るのに足かせとなる症状が頻発しているときは、
治療を受けたほうがよいでしょう。

 

 

支援など
ADHD.co.jpというサイトでADHDに関する情報が発信されています。
また、自治体によっては発達障碍者支援法に基づく各種事業を行っている場合があります。
たとえば、横浜市の場合は横浜市発達障害者支援センターで相談を受け付けています。

 

 

心構え
良く「ADHDでも大成した人はいる」といいますが、
それはADHDを補って余りある才能を持っていた人物だから大成できたのです。

 

 

ごく普通のADHD患者はやはり、平穏な日常生活を送るために適切な治療を受ける必要があります。
もちろん、周りの配慮も必要ですが、
まずは本人が「周りに配慮してもらえるだけの力」を身に付けなければなりません。

 

 

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