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月経の周期と体・心の変化


月経とは、黄体が退縮してホルモンが急激に低下し、子宮内膜が剥離される現象のことです。約1ヶ月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まり、また始まるというのを繰り返すのが原則です。月経周期が乱れる原因は様々ですが、ストレスや日常生活リズムの乱れ、甲状腺異常などが主な原因とされています。

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初めての月経は初経、もしくは初潮と呼ばれ、通常10歳~15歳の頃に訪れます。その後約40年間に渡り月経が続き、50歳前後でそれが終了します。月経が来なくなり、妊娠する能力が失われることを閉経といいます。

 

正常月経の範囲は月経周期日数が25~38日、出血日数が3~7日、経血量が20~140mlとされています。この25~38日のサイクルはさらに卵胞期、排卵期、黄体期に分類できます。

卵胞期

卵胞期には視床下部から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモンが脳下垂体のゴナドトロピン分泌を促し、卵巣では卵胞の発育が促進されます。卵胞が発育するに従って女性ホルモン分泌は増加し、子宮内膜が厚くなります。また、子宮内膜はエストラジオールの作用により増殖を続けるため、この期間を増殖期とも呼びます。

 

排卵期

エストラジオール分泌が増加し、濃度が一定時間持続すると急激にゴナドトロピンが放出されます。この現象はポジティブフィードバック機構の発動によるLHサージと呼ばれるもので、このピークから10~12時間後に一番大きく発育した卵胞が破裂し、卵子が卵巣外に排出されます。この現象を排卵といいます。

 

黄体期

排卵後、卵巣内には黄体が形成され、プロゲステロンの分泌が増加します。黄体は10~15日程度で寿命を迎えます。黄体が退縮するに従ってホルモンが減少し、子宮内膜の機能層が剥がれ落ちて子宮外に排出されます。これが月経です。

 

月経が体に与える影響

月経前や月経時には、体に特異的な症状が現れることがあります。殆どは生理的範囲で過剰な心配は不要ですが、裏に病気が潜んでいることもあるので、症状が重い場合には念のため病院で検査を受けましょう。

 

月経前には下腹部痛、腰痛、乳房痛、頭重感、イライラ感、憂鬱感、体重増加などの症状が現れることがあります。これは多くの場合月経開始とともに消失します。日常生活に支障をきたす場合、月経前症候群と診断されます。

 

月経が始まると下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、めまい、胃痛などの症状が現れることがあります。日常生活に支障をきたす場合は月経困難症と診断されます。


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2016年6月11日 コメントは受け付けていません。 女性の病気