スポンサードリンク

病院と診療所の違いって何?どういう組織体系になってるの?


普段街中でよく見かける病院。しかし、「病院」という言葉にも実は定義があります。街中にある小さな医療機関の殆どは実は「診療所」であり、「病院」ではありません。今回は病院が一体どんな組織なのかをお話したいと思います。

スポンサードリンク

病院は20床以上のベッドがある医療機関

病院とは、医療機関のうち、ベッドが20床以上ある施設のことです。一方、19床以下の施設は診療所といいます。診療所はさらにベッドがある有床診療所とベッドがない無床診療所がに分類されますが、全国約10万ある診療所のうち約9割は無床診療所です。一方、病院の数は約8600です。

また、病院と診療所では医師の数が違います。診療所には最低1人以上の医師を置くことが定められていますが、病院は最低3人以上の医師を置くことが定められています。仮にベッドが20床以上あっても、医師が2人しかいない場合は診療所扱いになります。

また、診療所は診る患者数に制限がありませんが、病院の場合は外来患者40名に対して医師1名、あるいは入院患者16名に対して医師1名という決まりがあります。要するに病院では1人の医師があまり多くの患者を診てはいけないということです。

病院と診療所の役割の違い

病院と診療所はどちらも医療を提供することを目的に設立されるものですが、その果たすべき役割は微妙に違います。診療所は主に外来を、病院は入院を中心に行います。もちろん診療所でも入院を受け付けることはありますし、病院が外来を受け付けることもありますが、全体的な傾向としてはそういうふうになっているのです。

また、診療所は病気の初期治療や安定期の治療などを行うのに対して、病院は重病の治療や高度医療機器を用いた診察を行うことが多いです。病院と診療所は互いに連絡を取り、患者をサポートします。

病院を運営する医療法人とは

医療法人は医療法という法律で定められた法人の種類の一つであり、簡単に言えば株式会社の医療版のようなものです。個人事業主として開業した人が、事業の発展に伴い株式会社を設立することがあるように、個人診療所を開業した医師が事業の発展に伴い医療法人を設立することがあります。

現在日本には約8700の医療機関がありますが、そのうち約5100は医療法人が運営しています。

一方、医療法人や個人などの民間でなく、国や自治体などが医療機関を運営することもあります。また、社会保険関係団体が病院を運営することもあります。


スポンサードリンク