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被虐待児症候群とは?


被虐待児症候群とは、虐待が原因で起こる子供の身体的・精神的症状の総称です。
虐待が継続的・日常的なものになると、子供は通常、それに抵抗する意欲を失っていきます。
特に3歳以下の子供はその傾向が強く、虐待から隔離された後も接し方が難しいといわれています。

 

 

虐待とは

虐待には大きく分けて身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトがあります。
身体的虐待は我々が最初に想像しやすい虐待、いわゆる殴ったりけったりすることです。
性的虐待は、子供にわいせつな行為を行ったり、あるいはそれを強要したりすることです。
心理的虐待は暴言などによって子供の尊厳を傷つけることです。
ネグレクトは食事を作らない、選択をしない、医者に連れていかないなど、必要なことを放棄することです。

 

 

被虐待児症候群の症状

被虐待児症候群の原因の中で最も目につきやすいのは、たとえばあざやこぶなどの身体的外傷です。
また、栄養が取れないため他の子供と比べて成長が遅かったり、不衛生で病気になったりすることがあります。

 

 

こうした状況が長く続くと、最悪の場合子供の命にもかかわる結果が訪れることもあります。

 

 

また、心の問題が発生することもあります。虐待を受けている子供は自己肯定感が育ちにくく、
常に人の目を気にして行動したり、自分に自信が持てずに堂々とふるまえなかったりします。
場合によってはリストカットなどの自傷行為を繰り返したり、気分障害を起こしたりします。

 

 

また、一般的に虐待を受けて育った子供が大人になり子供を作ると、
その子に虐待をするという統計もあります。いわば虐待の負の連鎖です。
実母に愛情を受けずに育った復讐を、全く関係のない自分の子にしてしまうわけです。
この症状を「白雪姫コンプレックス」ということがあります。

 

 

原因

保護者が親に対して何らかの虐待をすることによっておこります。
なぜ虐待が発生するかについてははっきりとこれが原因ということはできず、様々な因子が複雑に絡み合って起きるとしか言えません。

 

 

家庭内の人間関係の悪化、望まない子供だった、子供に何らかの病気や障害があって育てたくないと保護者がが感じている、保護者が社会的に孤立しており支援を受けられない状態にある、保護者に精神疾患がある、などはどれも原因になりえます。一方で、こうした因子を抱えている人がすべて虐待をするわけではありません。

 

 

治療

まずは子供を保護者から隔離させ、安全な状態にして心と体のサポートを行います。
被虐待児は虐待から保護された後も心を開かず、自ら助かろうとしないケースも多いのですが、
看護婦が粘り強く話しかけることによって心を開いてくれることがほとんどです。

 

 

自分が虐待していることに気が付いたり、虐待が身の回りで起きていることに気が付いた場合は、相談機関に連絡してください。

 

 

子供の虐待防止センター
電話番号:03-5300-2990
受付日:月曜から土曜(日曜祝日は休み)
受付時間:10:00~ 17:00(土曜日のみ15:00)


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