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重症筋無力症の初期症状は?難病指定で完治は難しい


重症筋無力症は重症という名前からもわかるように、
症状が進行すると日常生活に多大な制限をきたす病気です。
一方で現代では診断法も治療法もある程度確立されており、完治する人もいます。

 

 

言葉の綾に惑わされず、正しい治療を受けることが大事です。

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人間だれしも体がだるい、動きたくないと感じたことはあると思います。
重症筋無力症はその症状が非常に顕著な病気です。
極端に疲れやすくなる病気と考えていただければいいでしょう。

 

 

症状
初期症状は夕方になると体が重く感じられる(疲労感)、
物が二重に見える、まぶたが下がるなどです。

 

 

特に疲労感は顕著な症状であり、少し動くだけで異常な疲労に襲われます。
いったん休むと回復するのですが、再び動き出すとまたすぐに疲れます。

 

 

初期の段階では午前中は普通に過ごせて、午後になるにつれて症状が重くなるという特徴があります。その後病気が進行すると、休んでも回復せず、
一日中ずっと疲労感にさいなまれます。

 

 

主に20代~30代の若い女性と中年以降の男性に見られるこの病気は年とともに進行し、やがては呼吸も難しくなり、物を飲み込めなくなってしまいます。

 

 

原因
筋肉が収縮して体が動くのは、「アセチルコリン」という物質が関係しています。
重症筋無力症ではこのアセチルコリンの受容体を敵とみなす抗体を体が作ってしまい、受容体を攻撃して破壊してしまいます。

 

 

なぜ抗体が生まれるのかについてはよくわかっていませんが、
心臓の前にある胸腺という部位が関係しているといわれています。

 

 

診断
他の筋力の病気と同様、筋電図と血液検査がメインです。
筋電図では1回だけ刺激すると正常の形を示しますが、
繰り返し刺激を与えていくとどんどん波形が小さくなっていきます。

 

 

血液検査ではクレアチンキナーゼは正常です。
その一方、抗アセチルコリン受容体抗体という特殊な抗体があらわれます。

 

 

治療
筋肉を刺激するアセチルコリンの増強のため、
アセチルコリンを分解する酵素(コリンエステラーゼ)を抑制する抗コリンエステラーゼ薬を投与します。

また、アセチルコリン受容体抗体の作成を抑えるステロイド剤などを使用します。
どちらも根本的な治療ではありませんが、症状を緩和することが出来ます。

 

 

胸腺を取り除く手術が行われることもあります。
かつては胸を開く大掛かりな手術が必要だったのですが、
最近は内視鏡を使った簡単な手術で取り除くことが出来ます。

 

 

摘出後一時的に体調を崩す場合もありますが、
た長期的には良い結果が出ることが多いです。

 

 

この病気は季節やストレスの影響を受けやすく、
いきなり悪化することもあるので注意が必要です。
医師と緊密に連携を取って、きちんと身を守りましょう。


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2014年9月29日 コメントは受け付けていません。 全身の病気