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起立性調節障害の原因は何か。大人と子供の症状


自律神経失調症の1つに、起立性調節障害というものがあります。
思春期によく見られる病気であり、その原因は非常に多様です。

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起立性調節障害は自律神経失調症の一つであり、
思春期の女子に特によく見られる病気です。
一説によれば中学生の約10%が起立性調節障害を患っており、
決して珍しい病気とは言えません。

 

 

症状
症状は大症状と小症状に分かれます。

  1. 大症状は
  2. 立ちくらみやめまい
  3. 立っていると気持ちが悪くなる
  4. 入浴時に気持ちが悪くなる
  5. 少し動いただけで動悸がする
  6. 朝調子が悪く、時間が経つにつれてよくなる

などです。一方小症状は

  1. 顔色が悪い
  2. 食欲不振
  3. 強い腹痛
  4. 頭痛
  5. 乗り物酔い

などです。これらの症状が複数認められた場合は、
起立性調節障害を疑う必要があります。

 

 

精神的な症状として疲労感や不安障害が発生することもあります。
また、二次的な症状として、朝調子が悪いために不登校になることがあります。

 

 

原因
主な原因は自律神経の乱れです。

 

人間は誰しも急に立ち上がったりすると立ちくらみを起こすことがあります。
これは立ち上がって重量の影響を受けたことにより脳の血液循環が悪くなったために起こる症状です。また、心臓の血流が減るため血圧が下がります。
立ちくらみ自体は健康な人にも起こり得る症状ですが、
健康は人はたとえ一度立ちくらみが起きてもすぐに交感神経(自律神経の一種)が刺激され、
血管が収縮して血圧が上がるので症状が回復します。

 

 

これに対して起立性調節障害の場合は交感神経が十分に働かず、
血圧が下がった状態が長く続いてしまい、症状が長い時間にわたって現れます。

 

 

診断
病院で診断を受けることが出来ます。
病院ではまず問診、診察、基本的な血液検査、検尿などを行います。
起立性調節障害では通常、これらの検査で異常が出ることはありません。

 

 

以上がなかった場合は新起立試験という試験を行います。
新起立試験とはあおむけに寝て一定時間がたった後で起き上がり、
その前後で血圧などを測定するという検査です。

 

 

これらの検査をもとに、治療を行うことになります。

 

 

治療
治療に関してはまず患者本人とその親に対して説明が行われます。
ここで病気に対して理解を深めることはとても重要です。
特に子供は強い症状に対する不安や怠け癖とみられることに対する反発があり、
親との間に葛藤があります。

 

 

この心理的な障壁を取り除くことから、治療は始まります。
軽症の場合には運動療法食事療法などを行います。
運動療法では軽い運動を行わせるようにします。

 

 

また、下半身への血液貯留を防ぎ、血圧低下を防止する装具をつけるのも効果的です。

 

 

比較的重症の場合には薬物療法を用いることもあります。
治療薬によって作用機序は異なりますので、事前に医師に相談しましょう。

 

 

大人の起立性調整障害
大人になるにつれて起立性障害は軽快していくことが多いですが、
大人でも起立性調整障害になることはあります。

 

 

大人の起立性調整障害も自律神経の乱れが原因で起こります。
自律神経の乱れを引き起こすのは不規則な生活リズムです。
特に夜更かしは体に過剰なストレスを与えますので、
絶対に避けましょう。

 

 

心構え
起立性調整障害はひきこもり・不登校などのもととなります。
一刻も早く受診することが重要なのですが、
起立性調整障害になる子供は思春期真っ盛りで、
親にとってもなかなか扱いづらいものです。

 

 

まずは子供に対する関心を深め、
意思の疎通を取るところから始めましょう。


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