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薬疹と蕁麻疹の違いは?治療法はステロイドや抗生物質


症状

薬疹は蕁麻疹と症状こそ似ていますが、根本的に違う病気です。蕁麻疹は物理的な刺激や温度、発汗などが原因で起こるものですが、薬疹は薬物の利用が原因で起こるものです。症状は発疹、水膨れ、脱毛、かゆみ、しこりなどです。薬疹は症状によって固定薬疹スティーブンス・ジョンソン症候群薬剤性花瓶症候群などに分類することができます。

 

 

固定薬疹とは、ある特定の薬物を摂取すると、すぐに皮膚の異常が現れるものです。治ると色素沈着になりますが、その後再び同じ薬を摂取すると同じ部位に同じ症状が現れます。

 

 

スティーブンス・ジョンソン症候群とは、薬を摂取すると体に赤い発疹が現れて、その後全身に広がる病気です。目や外陰部などにも同様の症状が現れ、発熱、倦怠感、関節痛などを伴います。重症化しやすいので早めの治療が必要になります。

 

 

薬剤性花瓶症候群は、薬を摂取してから比較的長い時間(1か月程度)がたってから発症するタイプの薬疹です。皮膚に赤い発疹が現れて、高熱が出てリンパ節が腫れます。

 

 

原因

薬疹は薬のアレルギー反応で皮膚に発疹ができるものです。薬疹を予想するのは難しく、発症して初めてアレルギーがあることがわかるのが一般的です。薬疹が起こる薬剤や様々ですが、睡眠薬、下剤、抗生物質、解熱剤などで出やすいといわれています。処方薬だけでなく市販薬でも薬剤が出ることがあります。

 

 

基本的にはじめて飲んだり注射されたりした薬剤で薬疹を起こすことはありません。二度目以降の接種時に発症します。一度薬疹を起こした場合、そのことを体が覚えてしまうので、薬疹を覚えた薬は基本的に二度と使ってはいけません。どうしても使わなければならないという場合は、服用後薬疹が出ないか注意深く観察し、症状が現れた場合はすぐに病院で診察を受ける必要があります。

 

 

薬を多数服用している場合はなかなか原因が特定されないこともあります。過去に長期間服用していて問題がなかった薬でも、突然症状が現れることがあります。

 

 

治療

まずは血液検査やリンパ球幼若化試験などで薬疹の詳しい原因を突き止めます。
まずは疑わしい薬の服用を中止します。薬疹の程度が軽い場合は、これだけで軽快・自然治癒することが多いです。
それだけで自然治癒までたどり着かなかった場合は、症状に応じて抗ヒスタミン剤やステロイド剤などを服用します。重症の場合、入院してステロイド剤の天敵静脈注射が行われることもあります。

 

 

ただし、ステロイド剤は極めて有効な薬である反面、使い方が難しいのでほかに適切な治療方法がない時以外はあまり推奨されません。


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2015年9月12日 コメントは受け付けていません。 全身の病気