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破傷風の初期症状とは?大人の予防接種の回数と費用は?


破傷風は土の中に存在する破傷風菌という菌が体内に入ることによっておこる病気です。
世界中の土壌や汚泥に芽胞として存在しており、開放制の傷よりもむしろ目に見えないような小さい切り傷・刺し傷から最近が侵入することが一般的です。

 

 

ケガが治った後に改めて症状が出ることも多く、治療が遅れがちですが、場合によっては死を招くこともある(死亡率20~50%)危険な病気です。ただし、早期に治療を行えば比較的短期間で治ります。

 

 

症状

破傷風ではまず最初に口が開きにくくなるという症状が現れます。
ケガをした部位に関係なく、最初に症状が出るのは口元と決まっています。
物をかむ顔の筋肉が痙攣するためです。

 

 

この時期に治療を始めることができれば症状は重症化しにくく、比較的短期間で治ります。
この段階で適切な治療が行われないときは、顔、首、腹、手足と体の下の方に痙攣が広がっていきます。
首や背中の筋肉まで症状が広がってしまうと、体全体がそっくり返ったかのようになります。

 

 

この時に強い痛みを感じます。けいれんは一定の間隔で続き、胸や横隔膜の筋肉が痙攣をおこした状態が続くと呼吸困難に陥り、最悪の場合死亡することがあります。

 

 

熱はたまに微熱が出ることがありますが、高熱になることは稀です。
何にしろ顔の筋肉のけいれんが続くときは、念のために病院で診断を受けましょう。

 

 

診断

基本的にはどのような症状が出ているのかをもとに判断します。
破傷風は体の切り傷から破傷風菌が入り込むことによって発症する病気ですが、
症状が出ている段階ではすでにその切り傷が治ってしまっていることもあるため、
外傷が見られないからといって破傷風ではないと言い切ることはできません。

 

 

予防

体に外傷が出来た時には病院を受診することが大切です。
その場合、医師は万が一のことを考えて破傷風トキソイドを注射することが多いです。
破傷風トキソイドは破傷風に対しては非常に有効なワクチンですが、
一方で強力な故副作用も強く、アナフィラキシーショックが出ることもあります。

 

 

日本では三種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風)と呼ばれる予防接種を1972年から小児を対象に行っています。予防接種は生後3か月以内に1回、その後1カ月から半年で1回、その後半年から1年半の間に1回、合計で3回行います。そのため、子供は比較的破傷風になりにくいです。

 

 

予防接種を受けていない大人の人(おおむね40歳以上が該当)は、破傷風トキソイドの予防接種を注射することが推奨されています。特に農業従事者などの外で傷を作りやすい人は予防接種を強くお勧めします。

 

 

費用は大体1回につき3000円~5000円程度です。1回の注射で大体5年から10年程度効果が続きます。
万が一症状が出てしまった場合は大病院に入院し、けいれんの原因となる光や音のない部屋で安静にします。
けいれんが止まらない場合はICUで筋肉を止める注射をして、呼吸筋求めて人工呼吸器を装着します。
このような処置のおかげで、以前よりは死亡率も下がっていますが、依然として危険な病気であることには変わりありません。

 

 

口が開きにくくなったらまずは病院へ行きましょう。


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2015年4月28日 コメントは受け付けていません。 全身の病気