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最大血圧と最小血圧の意味は?


血圧を測るときには皆さん最大血圧(上)と最小血圧(下)に注目されるかと思いますが、
この最大血圧最小血圧の持つ意味をご存じですか?

 

 

皆さんもご存じのとおり心臓はポンプの役割を果たしており、小さくなったり大きくなったりを繰り返すことによって血液を体中に運んでいます。
最大血圧とは心臓が血液を送り出すために心臓の筋肉をギュッと収縮させた時の血圧のことです。
この時、血圧の値は最も高くなります。

 

 

一方、最小血圧とはその逆で、心臓の筋肉が最も広がったときの血圧のことです。
この二つの血圧を測ることで、血圧が正常値にあるかどうかを判断します。

 

 

また、あまり知られていない指標ですが、平均血圧いうのもあります。
平均血圧とは、最大血圧から最小血圧を引いたものに1/3をかけて、そこにさらに最小血圧を足したものです。

 

 

たとえば、上が120、下が75の場合、最大血圧から最小血圧を引いた数値は45になります。
これに1/3をかけると15です。ここに最小血圧である75を足すと90になります。すなわち、平均血圧は90ということになります。

 

 

最大血圧の正常値は130以下、最低血圧の正常値は85以下、平均血圧の正常値は90以下といわれています。

 

 

また、最大血圧と最低血圧の差を脈圧といいます。
前述の例の場合、脈圧は120-75=45となります。

 

 

脈圧の正常値は40~60といわれています。

 

 

最大血圧と最小血圧が高い場合はいわゆる高血圧に該当します。

 

 

平均血圧はすでにお気づきの方も多いかと思いますが、どちらかというと最小血圧に近くなります。
つまり、最大血圧が低めの人よりも、最小血圧が低め人の方が平均血圧は小さくなるということになります。

 

 

となると、平均血圧を下げるためには最小血圧を下げたほうがいいようにも思えますが、最小血圧を下げることが必ずしも正しいのかというとそうでもありません。

 

 

脈圧は一般的には(例外はありますが)小さいほうがいいといわれています。
血管が柔らかければ、下の血圧が維持されることになり、また上の血圧も上がりにくくなります。
つまり、脈圧は小さくなるわけですね。一方血管が固くて弾力性がないと上の血圧が上がりやすくなります。

 

 

基本的には脈圧が小さい方が動脈硬化になりにくいといえるでしょう。
しかし、最小血圧だけを下げてしまえば最大血圧との差(つまり脈圧)が大きくなってしまいます。
動脈硬化の危険性を避けるならば、最小血圧だけでなく最大血圧も下げなければいけないというわけですね。

 

 

ただし、高度な心不全の場合は心臓が十分に血液を送り出すことができないため最大血圧が上がらず、その結果として脈圧が低くなる、ということも起こり得ます。脈圧が低いことが必ずしもいいというわけではないのですね。


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2015年4月14日 コメントは受け付けていません。 全身の病気