スポンサードリンク

尿崩症ってどんな病気?なんで尿がたくさん出るの?


尿崩症とは、抗利尿ホルモンの分泌や作用が傷害され、体内の水分調整が十分に行われず、多量の尿が出る病気です。正常な成人の1日あたりの尿量は1.2~1.5L程度ですが、尿崩症患者の尿量は1日あたり最低でも3L,多い人は8~12Lにも及びます。また、尿の比重が軽く、浸透圧が低いのもポイントです。

スポンサードリンク

原因

尿崩症の主な原因は視床下部や下垂体の腫瘍、炎症、外傷などによって発生する続発性、原因不明の特発性、遺伝性に発生する家族性の3つがあります。特によく見られる続発性は脳腫瘍や外傷、手術後に起こることもあります。

症状

主な症状は多尿と多飲です。強い喉の渇きがあり、水分を摂取してもすぐにまた喉が渇きます。尿量は夜間でも減少しません。夜間の排尿は多くても、1回あたりの排尿量が少ない夜間頻尿とは違い、1回あたりの排尿量も増えます。

検査

抗利尿ホルモンの検査を行います。検査は血液を採取して測定します。通常はそれと同時に血漿浸透圧も測定します。エストロゲンや三環系抗うつ薬などは検査結果に影響をおよぼすので、使っている場合は予め医師に申し出ておく必要があります。

基準値は0.3~4.2pg/mlで、高い場合は非常に高度な脱水が考えられます。逆に中枢神経の以上が原因で起こる場合は低値が出ることもあります。

治療

多尿の治療には、抗利尿ホルモン製剤を使います。一般には、DDAVPという製剤の点鼻薬が用いられます。吸収量が鼻粘膜の状態によって変化するため、体重の変化を常に確認する必要があります。吸収量が多すぎると体内の水分が増えすぎ、水中毒に鳴るので注意が必要です。


スポンサードリンク
2017年2月28日 コメントは受け付けていません。 全身の病気