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小腸・大腸を苦痛なく検査できる「カプセル内視鏡」って何?


近年、小腸・大腸の内視鏡検査をカプセル内視鏡で行う人が増えてきています。カプセル内視鏡とはその名の通りカプセル状になった内視鏡で、長さ約2.5~3cm、直径約1cmと小さく、水と一緒に飲み込むだけで小腸・大腸を撮影できるすぐれもので、従来の内視鏡にはなかった様々なメリットがあります。

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カプセル内視鏡の仕組みと特徴

カプセル内視鏡は小さなカプセルの中に超小型カメラを内蔵したものです。カメラは毎秒2枚のペースで撮影を行い、腰に装着した記録装置に画像が記録されます。小腸・大腸を通り抜けたカメラはやがて肛門から排出されます。

従来は狭窄や通過障害などが疑われる場合、カプセルがそこに詰まってしまう可能性があるため禁忌とされていたのですが、最近は体内で崩壊するダミーカプセルが保険適用となったことにより、小腸疾患のほぼ全般で検査が可能になりました。

カプセル内視鏡は鎮静剤が不要

カプセル内視鏡は従来の内視鏡のような苦痛がないため、鎮静剤を使う必要がありません。鎮静剤が効きづらいとか効きすぎるとか言うような心配をする必要もなくなりますし、検査中は病院を離れて日常生活を遅れます(激しい運動は不可)。

カプセル内視鏡は病変検出率が高いが、治療ができない

カプセル内視鏡は従来の検査と比べて、病変を発見できる確率が高い検査です。反面、病変が発見されても治療ができないという欠点もあります。

カプセル内視鏡は高額になりやすい

カプセル内視鏡にかかる費用は小腸、大腸ともに3割負担適用時で3万円~4万円程度と、決して安いものではありません。従来の内視鏡検査と比べるとかなり高額であるため、そうそう気軽に受けられるものでもないことには留意が必要です。ただし、将来普及が進めば今よりも受けやすくなる可能性は高いです。

カプセル内視鏡で胃の観察はできない

現在日本で使えるのは小腸及び大腸を対象としたカプセル内視鏡のみです。現状、胃の観察には対応していません。胃のカプセル内視鏡は技術的にも難しく、もし実現するとしてもかなりあとのことになるだろうと予想されています。


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