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人間の血液量と出血の関係


人間の血液量は体重の13分の1程度と言われています。仮に体重70kgだったとしたら、血液量は5300mL程度ということになります。聖人が短時間の間に500~800mL以上出血すると出血性ショックとなり、1000~1500mL以上の出血をすると生命に危険が及ぶとされています。全血液量の1/2以上の出血があった場合はまず死亡します。

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外出血と内出血

出血には外出血と内出血があります。外出血はいわゆる出血のことで、内出血とは体外に出てこない体内部の出血です。打撲のあとに皮膚が赤く晴れることがありますが、あれは体の内部で出血が起こっている証拠です。

 

外出血はさらに動脈性出血、静脈性出血、毛細血管性出血に分類できます。動脈性出血は酸素を多く含んだ鮮やかな血液が勢い良く飛び出します。止血は難しく、太い静脈が切れた場合は大量出血を起こし、そのまま死亡することすらあります。止血の処置をしたうえで、至急救急車を呼ぶことが大切です。

 

静脈性出血は赤くて暗い色の血液がドロドロと湧き出します。細い静脈からの出血は比較的容易に止まりますが、太い静脈からの出血はなかなか止まりにくいため、こちらも至急救急車を呼びましょう。

 

毛細血管性出血は毛細血管という細い血管からにじみ出るような出血のことで、出血部を圧迫すれば比較的容易に止血できます。

 

止血の方法

止血をする際には、その部位を圧迫して心臓より高く持ち上げることによって比較的早く血液を止めることができます。止血法には直接圧迫法と関節圧迫法があります。直接圧迫法は出血部に当てたガーゼの上から、手や絆創膏で抑えたり包帯を巻くなどして直接押さえつける方法です。簡単でしかも効果が高いのが特徴です。

 

関節圧迫法は傷口から心臓に近い動脈を、骨に向かって指で押さえる止血法ですが、神経損傷などのリスクが伴うため医療関係者以外が行うのは非推奨とされています。

 

出血性ショックとは

短時間に大量の出血を起こすと出血性ショックと呼ばれる反応が出ます。出血性ショックになるとぼんやりと無表情になり、応答が鈍くなり、冷や汗が出て、脈が弱く早くなるなどの症状が現れます。このような症状を放置すると命にかかわることもあります。直ちに応急手当をして救急車を呼びましょう。

 

出血性ショックを起こしたら、体を仰向けにして座布団などで足を15~30cmほど高く持ち上げます。からだに毛布や衣服をかけて保温につとめます。頭を怪我したり、足が骨折しているときは、ある程度の硬さがある板で患者を運ぶようにしましょう。


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2016年5月28日 コメントは受け付けていません。 全身の病気