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やけどの重症度と広さ・深さについて


やけどの重症度を決定する指標は「広さ」と「深さ」です。広くて、深い方が当然重症度は高くなります。

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やけどの深さについて

やけどの深さは1度から3度の3段階に分類することができます。数字が大きくなるほど、重症度は高くなります。1度はいわゆる「日焼け」と同レベルのやけどです。この場合は皮膚の表皮しか阻害されておらず、これといった処置を行わなくても数日~1週間程度たてば自然に治癒します。

 

2度は皮膚の表皮のさらに奥にある真皮(しんぴ)までやけどが及んだ状態です。水ぶくれができ、皮膚はただれ、1度と比べると痛みもやや強いです。治るのに1週間から1か月程度かかり、医療機関での治療も必要なケースが多いです。

 

3度は皮膚の奥にある皮下組織にまでやけどが及んだ状態で素。皮膚は黒く焦げたり、逆に白く光沢をもったりします。皮下組織にまで及んだやけどは、残念ながら再生することはありません。そのため、自分の他の皮膚の部分を植える「植皮手術」が必要になります。

 

やけどの広さ

やけどの広さは、体の体表面の何%がやけどになっているかで示します。やけどの面積の求め方は大人と子供で少し違います。

 

大人の場合は「9の法則」と呼ばれる法則を利用します。頭部と上肢はそれぞれ9、体幹の前方と後方はそれぞれ18、下肢をそれぞれ18として扱います。それぞれの数値が9の倍数になっているので9の法則といいます(残った1は体幹と下肢の接続部分です)。また、もっと簡便な方法として、手のひらの表面積を1として扱うこともあります。

 

子供の場合は「5の法則」と呼ばれる法則を利用します。幼児の場合、頭部が15、上肢はそれぞれ10、体幹の前方が20、後方が15、下肢をそれぞれ15として扱います。

 

乳児の場合は頭部が20、上肢はそれぞれ10、体幹の前方、後方がそれぞれ20、下肢をそれぞれ20として扱います。それぞれの数値が5の倍数になっているので5の法則といいます。子供の方が頭が大きいので、全体に占める頭部の割合が大きくなっています。

 

やけどの深さが2度の場合、体表面積の10%以上なら中等症、20%以上なら重症、3度の場合は3%以上なら中等症、10%以上で重症と判断されます。いずれの場合も一刻も早い治療が必要なため、直ちに医療機関を受信する必要があります。乳幼児の場合はこれより面積が小さくても感染症を起こしやすいため、医療機関を受信する必要があります。


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2016年2月20日 コメントは受け付けていません。 全身の病気