スポンサードリンク

ためしてガッテンで特集されたナルコレプシーとは。診断と完治、薬で仕事も可能に


ナルコレプシーとは、誤解を生む言い方になってしまうかもしれませんが、簡単にいうと「とてつもなく眠くなる」病気です。

スポンサードリンク

ナルコレプシーはその別名を「居眠り病」といい、
時と場面に関係なく居眠りを何度も繰り返してしまう病気です。

 

 

ナルコレプシーでない人は、例えば学校の試験中、会社での会議中、運転中などの寝てはいけない場では、
自らの意思である程度眠気をはね返し、起きていることが可能なのですが、
ナルコレプシーの患者はそれが出来ず、いつでもどこでも眠ってしまいます。

 

 

特に症状が現れやすいのが感情が強く動いたときです。
大きな喜び、悲しみなどがあったときに、急に眠りこけてしまいます。

 

 

通常、眠っている時間は短く、20分ぐらいで目が覚めます。
起きた後は非常に頭の中がクリアになっているのですが、
1時間ぐらいするとまた眠くなり、寝てしまいます。

 

 

また、激しい感情が湧いたときに寝入るまで行かなくても、
急激に体の力が抜けることがあります。

 

 

これを情動脱力発作といいます。
この脱力動作は多少体が重くなり、少しろれつが回らなくなるなど軽度のものから、
立っていられずに倒れてしまうような重度のものまで様々です。

 

 

通常は通病から数分程度で回復しますが、そのまま寝てしまったり、幻覚を見たりすることがあります。発作回数も1日数回ある人もいれば、1週間で1回程度の場合もあり様々です。

 

 

発症率は1万人につき16人~18人程度です。
百分率に治すと0.16~0.18%ぐらいです。

 

 

日本人の発症率は得に高く、逆に欧州人は低い(0.025%程度)です。
年代別に見た場合は10代~20代が最も多く、特に10大中盤で最も多くなります。

 

 

以降は年齢を重ねるにしたがって低くなっていきますが、
40歳ぐらいからはほぼ横ばいになります。

 

 

ナルコレプシー患者の睡眠と健常者の睡眠ではその質も違います。
ナルコレプシー患者は健常者と異なり、睡眠直後にレム睡眠に入ります。
そのまま浅い睡眠がずーっと続き、睡眠中宇覚醒をすることもしばしばあります。

 

 

これに対して健常者の一定時間で浅くなったり深くなったりします。
周期は約90分程度です。

 

 

原因についてはまだ詳しくわかっていませんが、
遺伝的体質環境因子が重なっていると考えられています。
ナルコレプシー患者の家族の発症率は、通常の10倍程度です。
また、ナルコレプシー患者は肥満が多いという報告もあります。
原因そのものが不明なケースも多く、研究が進むことが待たれます。

 

 

検査は神経内科、精神神経科で行います。
問診のほか睡眠検査、血液検査などを行い、総合的に判断します。

 

 

根本的な治療は難しいのですが、対処療法はある程度確立されており、
適切な治療を受ければ社会生活を送ることは十分に可能です。

 

 

治療は生活指導と薬物療法の二本柱で行います。
生活指導は睡眠時間の記録をし、医師からアドバイスを受けて、
適切な睡眠をとるようにしましょう。

 

 

薬物療法では抗精神剤や睡眠導入剤を使います。
昼間の眠気がひどい場合は精神賦活剤を利用します。

 
症状がいきなり劇的に回復することは少ないですが、
1年も治療を続けるとかなり症状が軽くなり、
薬も少なくて済むようになります。粘り強く治療を続けることが大切です。


スポンサードリンク

コメントを残す