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診療報酬とはどんな仕組みかをわかりやすく解説


病院からもらう領収書に診療報酬という文字が書いて有ることをご存じの方は多いかと思いますが、この診療報酬とは一体何なのかは皆さんご存知でしょうか?

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診療報酬は医療の価格

診療報酬とは簡単に言えば、医療機関に支払われる治療費を計算するための点数です。医療行為には診療報酬が定められており、例えば初診料の診療報酬は282点、再診料は72点です。

保険診療の場合は診療報酬1点につき10円、自由診療の場合は12円~25円で円に直され、保険診療の場合はそのうち原則3割を、自由診療の場合は全額を窓口で負担することになります。例えば診療報酬が合計400点の保険診療を受けた場合、医療費は400点×10円=4000円で、窓口負担は4000円×3割=1200円となります。

診療報酬の価格を決める診療報酬制度は2年に1回見直されています。診療報酬は医師や看護師などのスタッフの人件費、検査で使う医療機器や薬剤などの費用、設備関係の費用などに回されます。

なぜ同じ治療を続けているのに医療費が変わることがあるの?

長年同じように病院に通って同じように問診を受けて同じように薬の処方を受けているにも関わらず、窓口負担額が突然変わることがあります。これは指導管理料など、月1回請求すると決められている点数があるため、それを支払う受診日は他の日と比べて窓口負担が大きくなるのです。

保険診療と自由診療

加入している健康保険から一定の割合(通常は7割)の扶助が受けられる診療を保険診療、そうした扶助がなく全額自己負担で受ける診療を自由診療と言います。

保険診療は国民皆保険制度を支える重要な制度で、診療報酬が一定なのでどこでどの医者にかかっても同じ治療ならば同じ金額しか取られないという安心感のもとに治療が受けられます。

一方で保険診療には範囲あり、検査内容や利用できる薬なども制限されています。競争が制限され、医療の質の低下を招く恐れもあります。治りやすい病気を安価に治しやすいという点では非常に優秀ですが、保険診療で最良の診療が受けられる保証は全くありません。

一方、自由診療は保険診療の範囲外のすべての診療です。診療報酬のレートがまちまちで、同じ治療でも治療費が変わることがあります。例えば美容整形や未認可の医薬品を使った診療などは全て自由診療に含まれます。漢方は多くが保険診療の対象ですが、漢方を専門に取り扱う病院は自由診療を行っているところが多いです。

保険診療でより高度な医療を受けられるようにすれば、助かる人は増えるでしょう。しかし、その分保険料が上がります。健康保険料は高額所得者ほど多く払うものですから、自身の努力によって健康を維持しつつ高額な健康保険料を収めている人は特に不満に思うでしょう。


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2017年1月14日 コメントは受け付けていません。 保険