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ギャンブル依存症の患者数、症状、治療方法


あまり注目されることがないギャンブル依存症という病気。しかし、これも立派な精神疾患の一つです。ギャンブル依存症は根性だけでなんとかなる病気ではありません。生活が破綻している、もしくは破綻しかけている場合は、早急に病院で治療を受ける必要があります。

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ギャンブル依存症の症状

ギャンブル依存症は、ギャンブルにハマってやめようとしてもやめられない状態のことです。ギャンブル依存症患者は楽しいと思ってギャンブルをやっているわけではないのです。ギャンブル依存症は正式には「病的賭博」「ギャンブル障害」といい、ギャンブルが原因でお金や家庭、人間関係、出世機会などの様々なものを失います。

 

ギャンブル依存症の原因

ギャンブル依存症の原因はさまざまで、個人的な要因、社会的な要因などが複雑に組み合わさっています。一つの理由だけでギャンブル依存症になることはほぼありません。

 

個人的な要因とは、言ってみれば個人の健康状態や遺伝などのことです。例えば、うつ病や発達障害、境界性パーソナリティ障害、アルコール依存症、薬物依存症などを抱えている人は、ギャンブル依存症になりやすいことがわかっています。また、日常生活で充実感を味わうことができなかったり、劣等感を抱えたり、目標なく毎日を過ごしていたりすると、ギャンブル依存症になりやすいとされています。

 

また、ギャンブル依存症患者を親に持つ子供は、2割~3割程度の確率でギャンブル依存症になるとされています。ギャンブル依存症患者を親に持たない子供まで含めた場合の確率は5%程度です。

 

社会的な要因とは、簡単に言えばギャンブルへのアクセスのしやすさのことです。ギャンブルが身近にある国や地域に暮らしている国民・市民ほど、ギャンブル依存症の発症率は高いとされています。例えば、街中にパチンコがある日本のギャンブル依存症発症率は5%程度ですが、欧米のギャンブル依存症発症率は1.5%~2.5%程度です。

 

また、最近は世界中でオンラインカジノにアクセスできるようになっており、ここが新たなギャンブル依存症患者の温床になるのではないかと危惧されています。

ギャンブル依存症の治療

ギャンブル依存症は精神疾患の一種であるので、病院で治療することができます。精神的な病気は主に精神科か心療内科で治療することになります。どちらに行っても特に問題はないかと思います。自分の好きな方、アクセスしやすい方を選んでください。中にはギャンブル依存症治療を専門とした病院もあります。こうした病院ならば、より専門的な治療を受けることができます。

 

ただい、ギャンブル依存症は基本的には完治はしません。一度発症したら、一生付き合っていくしか無いのです。従って、治療では完治ではなく寛解、つまり症状が出ないようにすることを目標に治療を勧めます。治療は精神療法がメインで、薬物療法が補助的に使われることもあります。自力で治すことは不可能ではありませんが相当難しいことには代わりはないので、なるべく病院に行きましょう。

 

ギャンブル依存症治療で有効と言われているのがグループワークです。グループワークとは同じ悩みを持つ人、この場合は自分以外のギャンブル依存症患者と話をして、悩みを共有する取り組みのことです。一緒に頑張る仲間を得ることによって、依存症の再発防止が期待できます。

 

ギャンブル依存症治療中に大切なのは、ギャンブルに関する情報を仕入れないことです。パチンコ屋の前を通らない、必要最低限しかお金を持たないなど……こうした工夫により、ギャンブルから離れることができます。

 

債務整理

ギャンブル依存症患者の多くは借金を抱えています。借金が膨らみすぎてしまった場合は、債務整理を検討した方がいいでしょう。債務整理とは、合法的な手段によって借金を減らしたり、あるいはなくしたりすることです。債務整理の中でも最も有名なのは自己破産ですが、それ以外にも任意整理や特定調停、個人再生などがあります。自己破産は借金がチャラになりますが、原則20万円以上の財産を失うなどの欠点もあります。任意整理は借金の減額幅は小さいものの、デメリットも少ないです。

 

どの方法が一番いいかは人によって違います。弁護士などに相談して、最も適切な債務整理を選ぶようにしましょう。

ギャンブル依存症の予防

現時点でギャンブル依存症になっていないのでしたら、それはとても素晴らしいことです。しかし、今後もギャンブル依存症にならない保証はどこにもありません。自分だけは大丈夫だと慢心せずに、ギャンブルから距離を取ることが大切です。

 

ギャンブル依存症の原因となるものは意外と身近に存在します。パチンコ店、競馬場、競艇場、宝くじ売り場……こうした施設には、なるべく近づかないのが懸命です。どうせギャンブルなんて長くやってれば負ける運命にあるのですから、関わらずに行きましょう。


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2016年7月5日 コメントは受け付けていません。 依存症