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脳や脊髄、神経の病気


脳や脊髄、神経などにはたくさんの種類の病気があり、なかなか診断をするのが難しいようにも思えます。しかし、一定のポイントを押さえておけば、実はそれほど診断を下すのは難しくなかったりします。こうした病気の中で最も大切なのは、症状と時間の関係性です。おおむね以下の3点に分けられます。

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脳卒中型
変性疾患型
多発性硬化症型

脳卒中型は、脳卒中などにみられる症状の現れ方です。何もないところから突然症状が始まります。症状は短期間のうちにどんどん悪化していき、すぐにピークを迎えます。その後は次第に軽快していきますが、なかなか元の状態に戻ることはありません。

 

 

変性疾患型は、パーソンキン病や脊髄小脳変性症などによくみられる症状の現れ方です。脳卒中型とは対照的に、最初のうちはほとんど症状を感じませんが、時間をかけて徐々に悪化していきます。一定の速度で緩やかに悪化していくため、最初のうちは症状に気づきにくく、気が付いたときには重症化しがちです。

 

 

多発性硬化症型は、多発性硬化症や変形性頸椎症などによくみられる症状の現れ方です。何もないところから突然症状が現れるのは、脳卒中型と同じです。その後、症状は一気に軽快し、すぐに何もなかったかのようにおさまります。しかし、しばらく時間がたつと再び同じような症状が現れます。その症状は再びよくなりますが、しばらく時間がたつとみたび同じような症状が現れます。この繰り返しが多発性硬化症型の最大の特徴です。

 

 

もう一つ症状を分類する方法に、症状の分布があります。脳卒中型と変性疾患型と多発性硬化症型では、症状が現れる部位が違います。たとえば、脳卒中型の場合は基本的に、体の右半身のみ、あるいは左半身のみにしびれが現れることが多いです。場合によっては右の口角と右の手足など、ごく限られた範囲にしびれが現れることもあります。

 

 

変性疾患型は、手足の先にしびれが起きます。手袋や靴下を付ける部位にのみ症状が現れることから、手袋靴下型と呼ばれることもあります。

 

 

多発性硬化症型は手の親指側や小指側、あるいは掌など、ごく限られた部位に症状が現れます。変形性頚椎症などで見られる型です。

 

 

このように、症状と時間の関係性と、症状の分布を正確にとらえることで、病気の原因がわかります。たとえば、右半身にしびれがあったとしても、即座に起こったのならば脳卒中の可能性が高いですし、徐々に悪化してきた場合は脳腫瘍を疑うことになります。


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