スポンサードリンク

急性腹膜炎の症状は?手術後予後は良好ではない


腹膜炎には大きく分けて急性腹膜炎慢性腹膜炎があります。
短期間で起こるものを急性腹膜炎、慢性的なものを慢性腹膜炎といいます。

スポンサードリンク

腹膜とは腹壁の内側と腹腔内にある臓器の表面を覆う幕です。
腹膜炎とはこの膜に炎症が起きている状態のことです。
炎症が一部にとどまっているものを限局性腹膜炎、
全体に広がっているものを汎発性(び漫性)腹膜炎といいます。

 

 

症状
急性腹膜炎は比較的短時間のうちに広がっていくのが特徴です。
中でも危険なのは急性汎発性腹膜炎で、
広い範囲に炎症が広がると、腹膜から毒素が吸収されて、
腹痛、発熱、腹部の晴れなどの症状が現れます。
重症化すると循環不全や呼吸不全に陥り、死に至ることもあります。

 

 

その他、腹膜炎の原因となる病気によって異なる症状が出ます。
虫垂炎は腹膜炎の原因の一つで、この場合は強烈な痛みとおなかが固くなることが特徴です。
胃や十二指腸の穿孔では、急激な腹痛が特徴です。
堪能の穿孔の場合は胆石症や胆嚢炎が原因で、
細菌を含んだ胆汁が腹腔内に流れ出して、炎症が全体に広がります。

 

 

その他、海洋やがん、急性膵炎なども腹膜炎の原因となり得ます。
いずれの場合も非常に危険な状態なので、すぐに診断・治療する必要があります。

 

 

治療
3週間~4週間程度入院して、手術を受ける必要があります。
そのためにはまず手術が出来る病院を探さなければなりません。

 

 

入院期間中は絶食として、抗菌薬で炎症を鎮めます。
そのうえで手術を行い、悪い部分を取り除いてしまいます。
腹腔内に滞留している膿や駅は、ビニールの管で体外に排出します。

 

 

急性腹膜炎の予後は一般的に悪く、術後しばらくは栄養や循環を厳しく管理する必要があります。しばしば人工呼吸器のお世話になることがあります。

 

 

なお、急性限局性腹膜炎の場合は安静、絶食、抗生物質だけで治療が可能なこともあります。
ただし、重傷なものや、抗生物質でよくならないときは穿刺で膿を抜いたり、
手術で膿を取り除いたりする必要があります。

 

 

がん性腹膜炎
胃がんや大腸がん、卵巣がんなどが進行すると、腹腔内にがん細胞が散らばり、
腹膜に砂粒上の腫瘤が無数に生じることがあります。

 

 

がん性腹膜炎は痛みがあるほか食事がとれなくなります。
無理に食事をしようとしても吐いてしまい、栄養が取れなくなり衰弱していきます。

 

 

この場合は利尿剤を用いて腹水を減らしたり、
針を刺してたまっている腹水を減らしたり、
痛みどめを使ったりするのが基本的な治療方法となります。


スポンサードリンク
2014年10月17日 コメントは受け付けていません。 体幹の病気