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急性腎炎症候群に感染する原因は?高血圧や血尿は病気のサイン


細菌感染で起こる腎臓の病気(炎症)を急性腎炎症候群といいます。
腎臓の病気は自覚症状が少ないといいますが、
この病気はその中では比較的明確な症状が見られます。

 

 

体調不良が長く続くときには、念のために医療機関を受診しましょう。

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症状
急性腎炎症候群は溶連菌をはじめとした細菌が上気道や皮膚に感染して、
それが玄以となって起こる溶連菌感染後糸球体腎炎を中心とした腎炎に、
全身性の症状をプラスした病気です。

 

 

発症するとむくみ、高血圧、血尿などの症状が発生します。
また、腎臓の働きが悪くなるため、尿量が減ってタンパク質の老廃物が体内にたまっていきます。

 

 

症状が重い場合には肺に水が入り、呼吸困難になったり、
あるいは尿毒症が見られることもあります。

 

 

昔は急性腎炎症候群はポピュラーな病気であり、
小児腎炎の6割、成人腎炎の1割を占めていました。
最近は生活環境の改善などにより、小児で2~5%、成人では1%にまで減少しています。

 

 

男性と女性では男性が寄りかかりやすく、特に2歳から8歳あたりの子供に見られます。
ただしこの病気は自然治癒率も高く、子供は9割、大人も7割は完全に治ります。
残りの3割については慢性化します。

 

 

原因
溶連菌ブドウ球菌、細菌、流行性耳下腺炎ウイルスや水痘ウイルスなどです。
感染が起こると血中に抗体が出来て、抗体は菌を攻撃するために菌と結合します。
結合物が腎臓に入り、糸球体に沈着して機能を損ないます。

 

 

検査
尿検査血液検査などから診断を行います。
尿検査ではたんぱくや血尿が見られることがあります。
糸球体から漏れている赤血球の量では、
目視ではわからないほどの血尿ということもあります。

 

 

血液検査ではクレアチニン、尿素窒素などの数値が高くなります。
溶連菌が原因の場合はそれに加えて抗ストレプトリジン(ASO)もしくは抗ストレプトキナーゼ(ASK)が上昇します。

 

 

その他、血液中のたんぱく質が減少することからも、急性腎炎症候群がわかります。

 

 

治療
治療の上で重要になってくるのが、安静と食事です。
食事に関しては重症度によって内容を変える必要がありますが、
一般的にはタンパク質を厳しく制限しなければなりません。

 

 

また、むくみによって体液の量が増えているため、
ナトリウムも減らさなければなりません。
ただし、エネルギー不足を起こすと代謝がうまくいかないため、
カロリー制限はしないのが一般的です。

 

 

高血圧やむくみがひどい場合には、
降圧剤や利尿剤によって症状を取り除くこともあります。
安静にして適切な治療を受ければ、多くのケースで完治します。


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2014年10月19日 コメントは受け付けていません。 体幹の病気