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心臓痙攣で壊死の危険性も。夏はけいれん、心室細動と除細動への対応


夏ですね。夏に気をつける病気といえば熱中症
夏風邪などですが、意外と知られていない危険な病気の一つに心室細動(心臓のけいれん)があります。

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さて、以前不整脈の記事で危険な不整脈と危険ではない不整脈についてお話ししましたが、
危険な不整脈の中でも特にリスクの高いものに心室細動があります。
心室細動とは簡単にいえば心臓のけいれんです。心停止から壊死、そして死亡に至る危険な症状です。

 

 

我々の心臓は規則的に動いています。運動などをすると心臓の動きが早まり、
安静にすると遅くなることはありますが、規則的な動きをしていることに変わりはありません。

 

 

1分間に心臓の動く回数(心拍数)は通常60回から100回程度といわれていますが、
心室細動では不規則なけいれんが1分に300回程度現れます。

 

 

原因は心筋梗塞、狭心症、心筋症などの心臓関連の病気です。
こうした病気を抱えている人が過剰な運動をすると心室細動が起こります。
ただし、一見健康な人も心室細動を起こす可能性はあるので、
自分には持病がないからといって油断してはいけません。

 

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そもそも持病のあるないにかかわらず、自分の能力を超えた運動は非常に危険です。
特に夏場は心室細動を起こしやすい時期なので、激しい運動は極力控えなくてはいけません。

 

 

心室細動が起こると血圧がほぼ0になり、物の10秒程度で意識が消えます。
放置すると速やかに死に至るほか、たとえ蘇生しても体の壊死などが残る可能性があります。
周囲の人は心室細動が確認できたら、すぐに心臓マッサージを行ってください。

 

 

また、周囲にAEDがある場合はそれを使いましょう。
AEDで電気ショックを行うと心室細動がやむことがあります。
これを直流通電除細動といいますが、
除細動の成功率は心臓が止まってから時間が経つほど成功率が下がります。
また、たとえ助かったとしても、脳に何らかの障害が残る可能性が高まります。

 

 

適切な治療が行われなかった場合、3分から5分程度で脳死に至ります。
最近のAEDは講習会を受けていない全くの素人でも扱いやすい作りになっているので、
周囲の人の心室細動に気が付いたらすぐに治療を行いましょう。

 

 

なお、心室細動はごくまれに自然に収まり、意識が回復することがありますが、
この場合も再び心室細動が起こる前に病院を受診すべきです。

 

 

再発が起こる可能性が高い場合は、植え込み型の除細動器を使います。
これは心臓の動きをサポートする機械です。
心室細動のリスクを減らし、心臓が動きやすいように環境づくりをします。

 

 

心室細動の主な原因は心疾患です。
心室細動による突然の死を避けたいのならば、
やはり心臓病に普段から気をつけて生活することです。

 

 

もうすでに心臓病になってしまっているという方は、
せめてこれ以上悪化しないように気をつけるべきです。
心臓に負担のかからないライフスタイルで、長生きしてくださいね。

 

 

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