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心室中隔欠損症の手術後の症状は?先天性心臓病の寿命とブログ


先天的な心臓の病気を先天的心臓病、もしくは先天的心疾患といいます。
現在は医療技術の進歩によって患者の寿命も延びてきましたが、
以前として治療が困難な病気であることに変わりありません。

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先天的心臓病は100人に1人程度に見られる病気であり、
決して珍しいものではありません。100人というと大体小学校3クラスに1人程度です。
先天的心疾患はチアノーゼ性のものと非チアノーゼ性のものがあります。
チアノーゼとは唇が血液中の還元ヘモグロビンが増え、唇が紫色になる病気です。

 

 

チアノーゼ性心疾患は非チアノーゼ性心疾患よりも症状が重くなります。
割合的にはチアノーゼ性が約30~40%、非チアノーゼ性が60~70%です。

 

 

非チアノーゼ性心疾患の中でも代表的なものが、心室中隔欠損症、心房中隔欠損症です。
心室中隔欠損症とは、心臓の心室に穴が開き、左心室から右心室に血が流れる病気です。
酸素の多い動脈血が流れ込むため、チアノーゼは起こりません。
穴が小さい場合はほとんど無症状ですが、穴が大きいと母乳を吸いずらくなる、
異音がするなどの症状が現れます。

 

 

穴は自然にふさがることもあるため、無症状の場合はしばらく様子を見ます。
症状がある場合は手術によって穴をふさぐこともあります。

 

 

チアノーゼ性心疾患にはファロー四徴症、大血管転位症、アイゼン名ジャー症候群などがあります。

 

 

この中では比較的ポピュラーなファロー四徴症は、肺動脈狭窄症、
心室中隔欠損症、大動脈騎乗、右心室流出路狭窄という4つの症状がある状態です。
生まれた時からチアノーゼがあることも珍しくなく、
また成長するにしたがって狭窄は強くなるため、乳児期のうちに手術を行います。

 

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誰でもなる心臓痙攣と防ぎ方
20代でも発生する心臓不整脈の怖さ
先天性心臓病の寿命が延びている

 

 

先天性心臓病は今でも重い病気です。先天性心臓病の子供を抱えるブログなどを見れば、
その苦労の一端を知ることが出来ます。

 

 

しかし、それでも先天性心臓病患者の寿命は昔と比べれば確実に延びています。
現在は先天性心臓病の子供の85%は思春期、もしくは成人期を迎えることが出来ています。

 

 

先天性心臓病を抱え乍ら社会人として生活を送っている方も少なくありません。
喜ばしいことには違いないのですが、長寿命化による新たなリスクも顕在化しています。

 

 

これまで先天性心臓病は小児科医が見るのが一般的でした。
なぜなら、先天性心臓病患者の多くは小児科にかかる年齢までしか生きられなかったからです。

 
しかし、最近は大人の先天性心臓病患者も増えています。
彼らはいったい誰が診るべきなのでしょうか?答えはまだ完全に出ていません。
現在は成人先天性心疾患診療ガイドラインなども作成されていますが、
このガイドラインに沿って医療を提供できる病院はそれほど多くありません。

 

 

たとえ大人になっても心室細動などとのリスクとは常に背中合わせです。
近くに先天性心臓病患者の方がいる場合は、必ずAEDの使い方を学んでおきましょう。


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2014年7月16日 コメントは受け付けていません。 体幹の病気