スポンサードリンク

健康診断で胃ポリープが見つかる原因と症状は?発見率は?


粘膜に覆われた壁から突出してできた突起物をポリープといいます。
台帳にできるポリープを大腸ポリープ、胃にできるポリープを胃ポリープといいます。
今回はポリープの中でも特にメジャーな胃ポリープについて解説を行いたいと思います。

 

 

胃ポリープは胃の中の細胞が異常に増殖することによってできます。
良性のものと悪性のものがありますが、主に良性のものを胃ポリープと呼びます。

 

 

胃ポリープの中でも代表的なものには以下のようなものがあります。

 

 

・胃底腺ポリープ
・過形成性ポリープ
・腺種性ポリープ

 

 

胃底腺ポリープは米粒大のポリープです。特に中高年の女性によく見られる病気です。また、ピロリ菌に感染していない人、ピロリ菌の除去に成功した人に多くみられます。女性ホルモンやガストリン(消化管ホルモン)の関与も指摘されていますが、明確な原因はまだ明らかになっていません。

 

 

一般的には無症状であり、がん化の心配はありません。
しばしば自然に消失するため、一般的に発見された場合は経過を見ることが大半です。

 

 

過形成性ポリープはどちらかというと女性に多く見られる病気です。
大きさはまちまちであり、ごくまれにがん化することがあります。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染による萎縮性胃炎に伴って発生することが多いです。

 

 

症状は現れないことも多いですが、出血やびらんを伴うことがあります。
小さいポリープの場合は特に治療の必要はありませんが、ピロリ菌を摘出するとポリープのなくなることがあります。

 

 

2cm以上の大きさになったり、出血がある場合などは内視鏡手術によって除去します。

 

 

腺種性ポリープは高齢者によく見られるポリープです。
胃線種、ATP(胃型上皮)と呼ばれることもあります。
萎縮した胃粘膜に発生するものと考えられていますが、
詳しい原因は明らかになっていません。

 

 

こちらも小さい場合はそれほど心配はありませんが、1年に1回は定期観察を行う必要があります。ポリープの大きさが2cmを超えた場合は約5割の人にがん化が見られるので、経過観察中に増大傾向が明らかになっている場合は、内視鏡を用いて切除することがあります。

 

 

癌になる可能性は他の胃ポリープと比べると高いですが、その場合も癌は粘膜内にとどまることが多く、命にかかわるようなことはほとんどありません。

 

 

胃ポリープには大きく分けて上記の3種類がありますが、いずれの場合も即座に命にかかわるようなことはありません。種類にかかわらず、小さいものの場合は放置してもまず問題になることはありません。

 

 

ただし、大きさが1cmを超える過形成性ポリープ、線種性ポリープの場合は十分な経過観察を行い、大きくなっている場合は切除してください。


スポンサードリンク
2015年5月12日 コメントは受け付けていません。 体幹の病気