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一酸化炭素中毒の症状と原因は?


一酸化炭素中毒は家屋での火災、ガス器具の不完全燃焼、自動車の排気ガス、炭坑内の爆発事故などで発生します。時には集団発生することもあり、大きな被害をもたらします。

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そもそも一酸化炭素とは何でしょうか。一酸化炭素は炭素の酸化物の一種であり、常温常圧では無色、無臭、可燃性の気体です。炭素やそれを含む有機物を燃やすと通常は二酸化炭素が発生しますが、酸素の供給が不十分な状態で燃焼が起こると一酸化炭素が発生します。

 

 

血液中のヘモグロビンは酸素を運ぶ機能を持っています。そしてヘモグロビンは一酸化炭素と非常に親和性が高く、酸素と比べて200倍以上も結びつきやすい性質を持っています。そのため、一酸化炭素があるとヘモグロビンはそれと結びついてしまい、酸素と結びつくことができません。

 

 

一酸化炭素とヘモグロビンが結びついたものは酸素を運搬することができないため、一酸化炭素中毒を起こすと酸素欠乏が起こり、やがて細胞や組織、器官は死滅していってしまいます。

 

 

一酸化炭素は煙草の煙にも1%~3%程度含まれています。そのため、頻繁に喫煙する人は慢性的な酸素欠乏を起こしているともいえます。一酸化炭素は動脈硬化を促進する効果があります。喫煙者が動脈硬化になりやすいといわれているのはそのためです。

 

 

症状

一酸化炭素中毒になると、まずは頭痛、判断力の低下、吐き気、嘔吐、意識障害、けいれんなどが発生します。
さらに血中の一酸化炭素濃度が増えると、呼吸抑制から死に至ることもあります。発症メカニズムは不明ですが、いったん回復したのち再び昏睡に陥る間欠型一酸化炭素中毒が存在することもわかっています。

 

 

治療と救助

一酸化炭素中毒はガスの元栓閉め忘れが原因で発生することが多いです。

 

 

ガス中毒者を見つけたら、まずは部屋の窓を開けて室外の新鮮な空気を取り込み、室内の空気を外に出します。
救助者自身が一酸化炭素中毒になってしまっては元も子もないため、必ず救助中は自分の息を止めておくようにしましょう。ハンカチがある場合はそれを口元に充てておくといいでしょう。なお、ガス爆発の危険性があるので、換気扇を回したり、電気をつけたりするのはやめましょう。

 

 

次にガスの元栓を閉めて、火の気がないことを確認してから患者を救出して、安全な場所に移動させましょう。
そして意識を確認します。意識がない時は直ちに回復大尉として、救急車を呼んでください。意識がある場合も念のために救急車を呼び、医師の診察を受けさせましょう。


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