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ギランバレー症候群の障害部位とは?難病の原因は感染症


ギランバレー症候群は感染症にかかった後に発病する病気です。
数週間でピークに達し、その後は回復していきます。
健康だった人が突然車いす生活になることもある難病で、
周囲を驚かせることもしばしばです。

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症状
ギランバレー症候群の初期症状は風邪とおおむね同じです。
下痢が顕著なのが特徴で、その1週間後あたりから徐々に下肢先端から筋力が落ちていきます。その後下肢先端、上肢、さらには顔面と徐々に筋力が弱まっていきます。

 

 

その後も筋力低下は進み、場合によっては呼吸困難歩行困難が出ることもあります。
その後は症状は次第に緩和し、回復していきます。
回復までにかかる期間は早ければ1カ月程度ですが、時には数年単位の時間がかかることもあります。
治りやすい病気ですが、一時にはかなりひどい症状が出るため、
周囲のサポートが必要不可欠となります。

 

 

後遺症が残ることもあります。日本では10%に歩行障害が残り、
1%が治療中に亡くなっています。

 

 

感染者について
年齢に関係なく誰でもかかり得る病気です。
発症頻度は10万人に対して1名~2名と多くはありません。遺伝はしません。

 

 

原因
免疫システムの異常が原因と考えられています。
一番症状の強い時期に半数以上の患者さんの血液中に、
神経に存在する「糖脂質」という物質に対する抗体がみとめられます。

 

 

特に原因となりうるウイルスやコクサッキーウイルス、エコーウイルスなどです。これらのウイルスに感染すると抗体ができ、
抗体が抹消神経を攻撃してしまうことで症状が出ます。

 

 

診断
筋電図と、脊髄液でタンパク質が増加していることがわかります。

 

 

治療
血液中の抗体を除くためにガンマグロブリン注射もしくは血漿交換を行います。
その後は運動機能を改善させるためのリハビリテーションを行い、徐々に機能が回復するのを待ちます。

 

 

症状が重く呼吸困難に陥ったときは呼吸気をつけることもあるなど、
状況に応じて柔軟に対応していきます。

 

 

一般的に肺炎などの合併症状がなければ病気はそれほど重くなることはありません。症状が軽快したら徐々に活動範囲を広げていき、麻痺した部位の機能回復や関節の固定化防止に努めてください。

 

 

なお、ギランバレー症候群と似た病気にフィッシャー症候群があります。
これはカンピロバクターという細菌に感染し、その後GQ1BigGという抗体が体内にできることにより、免疫不全を引き起こします。

 

 

どちらも一時的には重い症状が出ますので、
医療機関で適切な治療を受けることが大事です。


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2014年11月1日 コメントは受け付けていません。 体幹の病気