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アルコール性肝硬変の末期症状は壮絶。初期症状を無視するとがんや精神異常も……


アルコールは程よく摂取すれば人生の潤滑油となりますが、
過剰な摂取はアルコール性肝障害のもととなります。
アルコール性肝障害の一つに、アルコール性肝硬変があります。

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飲酒をするとアルコールが胃や腸を介して、肝臓に届きます。
肝臓はアルコールを代謝し、二酸化炭素に変えます。
その過程でアセトアルデヒドという物質は肝臓の細胞を傷つけますが、
通常は一度傷ついてもすぐに元に戻ります。

 

 

しかし、アルコールを頻繁に飲み続けていると、
可能の傷が十分に修復されず、細胞内で酵素が活発化します。
やがて肝臓がやられ、アルコール性脂肪肝やアルコール性肝炎、アルコール性肝硬変などが発症します。

 

 

原因
アルコール性肝硬変は過度の飲酒が原因でおこる病気です。
アルコールを長期にわたり摂取することにより肝臓が十分に休めない状態が続き、肝臓に過大な負担がかかって肝硬変になります。

 

 

なお、肝硬変にかかる可能性は、いわゆる「お酒に強い・弱い」に影響されません。お酒に弱い人がかかやすいかというと、そんなことはありません。

 

 

肝硬変になる確率はお酒の積算摂取量、つまりは生まれてからどれだけお酒を飲んだかに依存します。つまりはたくさん飲んだ人ほど肝硬変になりやすいわけで、そういった意味ではむしろお酒に強い人の方がかかりやすいともいえます。

 

 

目安としては、毎日5合の日本酒を20年以上続けると多発します。女性の場合は12年程度でもよく見られます。糖尿病や肥満などは3合程度でもなることがあります。

 

 

症状
初期症状はほぼありません。しかし、ある程度病状が進むとさまざまな症状が出始めます。

 

 

主な症状は手掌紅班、腹水(腹に水がたまる)浮腫、月経異常などです。
末期になると肌や目に黄疸が現れるほか、アンモニアが脳に入り精神異常をきたすことがあります。
5年後生存率は以前は5割程度でしたが、現在は8割を超えるまでになっています。
しかし、重症な肝硬変は肝がんへと移りやすいため、なるべく早い治療が必要になります。

 

 

治療
まずは一にも二にも禁酒が必要となります。
休肝日は効果がないとは言いませんが、それだけではあまり意味がありません。
アルコール性肝硬変になるかはどうかは前述のとおりお酒の総量で決まるので、
一回や二回お酒を抜いたところで、また別の日に飲んでしまえば同じことです。
お酒を回数で抜くのではなく、総量で減らすことが重要です。

 

 

それでもやめられないという場合はアルコール依存症の疑いがあります。

 

すぐさま病院で適切な検査を受けましょう。最近はアルコール依存症に理解のある医師も多いので、信頼できる医師はきっと見つかるはずです。依存症の検査はこちらからどうぞ。

 

 

治療は初期段階で症状がない場合には栄養療法が中心です。
各種栄養素をバランス良くとり、病気の進行を防ぎます。

 

 

自覚症状がある場合にはタンパク質を制限します。浮腫、腹水のある場合には塩分制限が必要です。

 

 

さらに末期の場合には肝臓の移植手術が必要です。

 

 

予防
肝硬変は非可逆性(一度なると元に戻らない)であるので、
予防が重要になります。そして予防にはやはりアルコールの摂取制限が必要です。
アルコール依存症の場合には重篤なアルコール性肝硬変が現れる前に専門外来で治療を受けましょう。

ちなみに、アルコールの量はビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、缶チューハイは1.5缶を1単位として、1日1~2単位までが適量とされています。
また、週に2回程度の休肝日を取ることが推奨されています。

 

 

心構え
健康で楽しい人生のためにも、お酒は適量で楽しみましょう。

 

 

お酒が辞めたくてもやめられないという人は、
そのまま一人で何とかしようとしないで、
禁酒外来の門をたたいてください。

 

 

人の力を適切に借りることにより、
禁酒をすることが出来ます。


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