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腎細胞がんの症状と転移は?


腎臓にできる腫瘍の中でも、尿のもとになる原尿が流れてくる尿細管の皮質から発生するがんです。
腎臓にできる腫瘍のほとんどは腎細胞がんです。

 

 

腎臓は肝臓と並び沈黙の臓器といわれており、障害されてもなかなか症状が出ません。
それは腎細胞がんの場合も同様であり、相当病状が進行しない限りは症状が出ません。

 

 
そのため、症状が出た時にはすでに手遅れ、ということも十分にあり得ます。
一方で、まだ癌が小さい状態の時に健康診断を受けたことで腎細胞がんが発覚、早期治療により事なきを得た人も少なくありません。腎細胞がんを防ぐ一番のコツはやはり健康診断にあるといえます。
腎細胞がんは左右の腎臓どちらにも同じ頻度で発生します。年齢的には50歳~70歳ぐらいの人がかかりやすく、
患者の男女比は3:1です。

 

 

原因

腎細胞がんの発生には遺伝的な要素があると考えられています。
人間の体内にはがん抑制遺伝子(がん遺伝子の逆で、がんを抑制する機能がある)があり、
それが何らかのきっかけで壊されたり、すっぽりなくなったりすることが腎細胞がんのきっかけになると考えられています。

 

 

また、長期にわたって透析を受けている人によく見られる後天性嚢胞性腎疾患があると、血液中の尿毒物質が原因で腎細胞がんを発生する確率が高くなることがわかっています。
そのほか、肥満症、高血圧症、心筋梗塞、アスベスト、喫煙、炭化水素の曝露なども危険因子と考えられています。

 

 

症状

多くの場合、症状は相当病状が悪化するまで出てきません。
それでも時には背中や腰の痛み、発熱、脇腹のしこり、血尿、食欲不振などが出ることもあります。
血尿は無症候性肉眼的血尿(目に見える血尿以外は特に症状がない)のが一般的です。

 

 

治療

腎細胞がんには通常の化学療法は効果がありません。また、放射線治療もまず行われません。
基本的には手術で治療を行います。以前は腫瘍ができたらその腎臓を周辺の脂肪組織とともに摘出するのが一般的でしたが、最近は技術革新によって腫瘍部分だけを小さく切除することが可能になっています。

 

 

腫瘍がない方の腎臓の働きに問題がある場合や、腎臓の両方に腫瘍がある場合に有効です。
ただし、この方法は再発のリスクもあるため、手術後には定期的な検査が必要になります。

 

 

腫瘍のある法の腎臓がなくなっても、もう片方の腎臓が通常通りに働いてくれる限り生活に支障は出ません。
ただし、体内の体液を外に出すためのチューブを一時的に入れておく必要があります。

 

 

手術の方法は開腹手術が一般的でしたが、最近は内視鏡下で腎臓を摘出することも多いです。

 

 

一部のがんには治療薬が有効なこともあります。最近は生物活性化を阻害するスニチニブなどの薬が用いられることがあります。


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2015年6月9日 コメントは受け付けていません。 がん