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そもそもがんとはどんな病気なのか2


人間の体は多数の細胞からできています。正常な細胞は都合に応じて増えたり、増えるのをやめたりします。増えた部分が脱落し、減ることもあります。皮膚や腸管の細胞などはいったん増えた後、古くなった順に脱落して減っていきます。私たちの体にはこうした細胞の増減を監視する機能があり、異常な細胞が増えることを抑えたり、取り除いたりすることによって正常を保っています。

 

 

しかし、異常な細胞がこの監視の目をすり抜けてしまうことがあります。こうした異常な細胞は何年にもわたって勝手に増え続け、周囲の組織を壊したり、本来がんの塊がない組織で増殖したりします。

 

 

がん細胞の誕生

正常な細胞の中には、がんを発生させる因子が含まれています。正常な細胞の遺伝子が傷つくことにより、がん細胞が発生します。これらの遺伝子の傷は一度に誘発されるわけではなく、長い時間をかけて徐々に誘発されるものです。正常な細胞に異常が起こるとその細胞が増殖し、そこに再び異常が起こってさらに早く増殖する、といった感じですね。こうしたことの繰り返しによってがん細胞は完成します。

 

 

がん遺伝子とがん抑制遺伝子

遺伝子が傷ついたときに、細胞増殖が続くこともあれば、細胞増殖が止まることもあります。
細胞増殖を促してしまう遺伝子をがん遺伝子、それを抑制するものをがん抑制遺伝子と呼びます。
がん抑制遺伝子の中でも特に重要といわれているのが「p53遺伝子」、「RB遺伝子」、「MLH1遺伝子」です。それぞれ細胞死の誘導、細胞増殖の抑制、DNAの修復に重要な働きを持ちます。

 

 

がんの進行具合

がんはその進行具合によって早期がん、進行がん、末期がんに分類できます。
後者になるにつれて治療は難しくなり、死亡率は上がっていきます。胃がんや肺がんの場合、早期がんの時点で発見できれば治療することはそれほど難しいことではなくなってきています。

 

 

とはいえ、早期がんの時点では自覚症状がないことも多く、気が付くことは簡単なことではありません。
早期がんを発見するためにはやはり健康診断が有効です。人間ドッグならばさらに精度は上がります。
若いうちはそれほど気にする必要はないかもしれませんが、中年と呼ばれる年齢に差し掛かったら必ず毎年1回は健康診断を受けるようにしましょう。自営業者などは会社が行う健康診断を受けられないので自費で受けることになり大変ですが、がんの治療で何百万ものお金と多大な時間を払うよりは健康診断にお金を使ったほうがずっと有益なはずです。

 

 

情報収集

がんに関する情報はインターネットでも集めることができますし、書籍でも集められますが、やはり一番信頼できるのは医師です。がんに関する不安がある場合は、とりあえず医師に相談するようにしましょう。


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2015年8月8日 コメントは受け付けていません。 がん