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仕事行き詰り自殺を予防する対策は?プレッシャーを開放するには


警視庁の統計によれば、2013年の日本人の自殺者数約2万7800人でした。

 

 

1998年からずっと3万人台が続いていたことを考えれば減少したことは確かですが、
常に2万人台前半で推移していた1980年代と比べるとまだまだ多く、予断を許さない状況です。
自殺予防は国民的な課題であり、それについて考えることはとても大切です。

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まず、我々は誰でも自殺する可能性があります。
今は自殺することなど毛頭考えていない人でも、
職場環境や経済環境、社会情勢の変化によって自殺を考えることはあるかと思います。

 

 

それでも多くの人は踏みとどまるのですが、中には一線を越えてしまう人も居ます。
自殺はやろうと思えば簡単にできるものです。自分も将来自殺を考えることになるかもしれないという危機感を持つことが大事です。

 

 

とはいえ、現実問題すべての人の自殺を完全に防ぐことなどまず不可能です。自殺問題に避ける人間の労力は限られています。

 

 

そこで大事になるなのが選択と集中。言い換えれば、自殺しやすい人の自殺を予防することです。

 

 

世の中に自殺する可能性が全くない人はいませんが、
自殺しやすい人と自殺しにくい人はいます。

 

 

自殺のリスク因子は様々ですが、中でももっとも高いのは精神疾患です。気分障害統合失調症不安障害ADHDアルコール依存症などは自殺の可能性を引き上げます。

 

 

ただし、実際にはこれらの因子を持っていても自殺する人はまれです。

 

 

身体疾患ではエイズ、悪性新生物(がん)慢性腎不全などが自殺リスクとなります。

 

 

これ以外の自殺の要因としては、仕事のプレッシャーやストレス、経済的不安、児童虐待の経験、家族内に自殺者がいることなどが挙げられます。

 

 

これらの要因は複雑に絡み合っています。精神疾患で働けなくなり経済的に困窮し自殺に至るケースもあれば、仕事のプレッシャーから精神疾患にかかり自殺するケースもあります。

 

 

一方、自殺を防ぐ因子としては、家族に対する責任感、妊娠と出産、生活に対する満足感が挙げられます。

 

 

現在の生活を幸せだと感じている人は、
とりあえず短期的に見れば自殺に至る可能性はほぼないといっていいでしょう。

 

 

ただし、そのような幸せはちょっとした事故や災害で簡単に崩れるものなので、
今幸せだからと言ってこの先もそれが続くとは限りません。

 

 

自殺を予防する上では、やはり社会的なサポートが必要になります。医療における世界に限れば、自殺を試みた人の身体的・精神的なサポートを行うのがメインとなります。

 

 

心理面の対応などソフト面の整備も大切ですが、自殺手段から遠ざけるなどのハード面の整備も必要になります。

 

 

治療は基本的に心療内科や精神科で行います。
症状が軽い場合は通院治療でもよくなることが多いですが、
特に自殺リスクが高い患者さんに対しては入院措置を取ることもあります。

 

 

最後に、人が自殺に至るまでの流れを解説します。
人はいきなり自殺することはなく、前段階のシグナルがあります。

 

 

最初は生きることに対する忌避感が芽生え、死に向かう気持ちはだんだん強くなり、死というものに傾倒し始めます。

 

 

自殺を試みた後周りがどんな反応をするか考えるようになったり、自殺の計画を立てたりします。
その間も本人の中で葛藤があり、
自殺をほのめかす言動をすることがあります。

 

 

自殺するするといっている人は実際には死なない、というのは誤りです。
自殺する人はたいていの場合その前に周囲にそれとなく気持ちを漏らしているものです。

 

 

周囲は早い段階で気が付くことが重要です。
仮にあなたがその自殺をほのめかす人のことがきらいだったとしても、
いざ実際に死なれると嫌な気持ちになるものです。

 

 

よほど外道な人間でもない限り、死んでくれてせいせいしたとは思えません。

 

 

こういういい方はどうかと思いますが、助けたくなくても助けてあげてください。
それが自分の心の安寧を保つことにもつながります。


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